アバターを介したコミュニケーションにおける生理的・心理的影響に関する研究

アバターを介した会話中の視線と脳波データを解析することにより、より自然な新たなコミュニケーション手法開発のための基礎的知見に供することを目的とする。

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現在、Vtuberなどに代表されるアバターの利用が高まりを見せている。このような状況の中でオンライン上において実際の顔映像の代替としてのアバターが持つ人への生理的・心理的影響の定量化をおこなうことは社会的意義があると考える。

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実験室内で研究対象者にアルコール消毒した可搬型脳波計を装着させ、研究担当者の教示後、研究担当者と非接触型視線計測装置の付いたPC画面に投影された研究担当者を模したアバターを介して会話を行う。また一施行ごとにSD法を用いた主観評価をおこなう。