イノベーションを生み出す 共創・共感のデザイン思考 NEDO特別講座 ロボットサービス・ビジネススクール 学校法人常翔学園 大阪工業大学
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 これは、私が、今後2050年に向けて、どういう社会の流れになっていくかという、ポイントだけをまとめたジェナスコーンです。一番右に書いている、先進医療、第4次産業革命、先端ロボット技術、次世代都市交通、分散型エネルギー活用、これらは日本政府が唱えているキーワードです。超高齢化社会、人工知能、それからIoT。自動運転技術、スマートハウス、スマート都市。こういったキーワードが、未来動向を考える上で極めて重要です。 どうしてデザイン思考が重要なのかという、ポイントの一つになりますが、今、IoTとか、人工知能、ビッグデータ、ロボティクス、これらが第4次産業革命といわれています。結局それは、システムやサービスの競争と考えています。日本は、部品や素材のシェアは高いですが、イノベーティブなアイデアを生み出し、新しいシステムやサービスを創り出していくことが重要で、そのためのデザイン思考教育が必要だと考えます。 台湾のあるメーカーが、ミラー部がディスプレイでカメラが付いており、ネットワークにつながっているスマートミラーを開発しました。このカメラで、女性のシワや肌の状況をクラウ17●デザイン思考と第4次産業革命

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