イノベーションを生み出す 共創・共感のデザイン思考 NEDO特別講座 ロボットサービス・ビジネススクール 学校法人常翔学園 大阪工業大学
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92図13図14 ソフトウェアの開発において活用されるISO25010等を利用していく考え方は、サービスロボットの利用する品質改善という点では非常に有効であると考えられる。一方、簡単に使えるロボットを実現できたとしても、果たしてイノベーションは創出できるのかという疑問も依然として残る。それは、この解決策も、技術オリエンテッドな考え方で、まず解決策としてロボットありきの思想になっているのではないだろうか?現場はロボットではなく、現状の労働不足や仕事の忙しさを解決してくれるソリューションを求めているのではないだろうか?このような発想がデザイン思考的な考え方になる。

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