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新着情報

ナノ材料マイクロデバイス研究センター

N-station

センターメンバーの研究成果が英文専門図書として出版

2006年9月25日 (月)

センターメンバーの研究成果が英文専門図書として出版

ナノ材料マイクロデバイス研究センターのメンバーが研究しているセラミックレーザーに関する総説が,米国材料学会(Materials Research Society)から出版の単行本MRS REVIEWに,編集者からの執筆依頼論文として掲載されました.書名は「ANNUAL REVIEW OF MATERIALS RESERCH VOLUME 36, 2006」で,そのうち33頁分の「PROGRESS IN CERAMIC LASERS」を,神村講師(本学大学院電気電子工学専攻,ハイテクリサーチプロジェクトメンバー)と吉田國男教授(本学大学院電気電子工学専攻,ナノ材研利用研究メンバー)が,学外の著者(池末明生博士:潟潤[ルドラボ社長,Mr.Yan Lin Aung:潟潤[ルドラボ研究員,平等拓範助教授 分子科学研究所,Prof.Gary L. Messing:Pennsylvania State University)と共同して執筆しました.


内容は,今日に至る10年以上のセラミックレーザー開発を纏めたもので,セラミックスからレーザー発振,そして高いビームコヒーレンシィー,さらには高効率かつ大出力など,これまでの材料技術の枠を越えるオリジナリティーへの挑戦が記載されており,日本から世界に向けたハイテク情報の発信となっています.下の写真は,論文の掲載されたMRS REVIEW誌と,論文執筆者に贈られた記念のマグカップです.

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