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新着情報

ナノ材料マイクロデバイス研究センター

N-station

センターの研究成果が日経エレクトロニクス誌に掲載

2007年8月29日 (水)

  センターの研究成果がエレクトロニクスに関する専門情報誌「日経エレクトロニクス(日経BP社発行)」の2007年8月27日号の「透明回路」特集号に掲載されました.
  掲載された研究内容は,センターのハイテクリサーチグループが文部科学省からの選定を受けて取り組む「人に優しい機能集積ナノ材料の創製とマイクロデバイス応用(Nanotechnology for the next generation)」に関するもので,ナノ半導体基盤材料研究グループ(グループリーダー:佐々誠彦センター長)が取り組む酸化亜鉛を用いた新機能トランジスターがとりあげられました.当研究グループの誇るサファイア基板上で世界最高の特性をもつ透明トランジスターや,これを利用した画期的なバイオメディカルセンサーが,東北大学研究グループの酸化亜鉛LED,高知工科大学研究グループの酸化亜鉛透明導電膜,東京工業大学研究グループの酸化インジウムガリウム亜鉛トランジスター,(独)産業技術総合研究所研究グループの酸化亜鉛太陽電池とともに,次世代エレクトロニクスの注目技術として紹介されています.
 日本のエレクトロニクス技術者の多くが目を通す「日経エレクトロニクス」に掲載されたことで,本学の研究成果が学会のみならず,産業界でも多くの注目を集めるものと期待されます.

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左:掲載号の表紙, 右:掲載頁の一部