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第2回理科工作教室「親子で身近なものからサイエンス!−エネルギーや環境を電気・電子の技術から考えよう−」が開催されました.(11月29日)

2008年11月29日 (土)

 地域の児童や保護者の皆様と科学の面白さや楽しさを共有する目的で、独立行政法人科学技術振興機構の平成20年度地域科学技術理解増進活動推進事業(地域活動支援)の支援を受けて、理科工作教室「親子で身近なものからサイエンス!−エネルギーや環境を電気・電子の技術から考えよう−」を電気電子システム工学科が主催して11月29日(土)に大学構内で実施しました。

 この講座では、科学技術を分かりやすく理解してもらうために教材は身近な生活用品を利用して、実験後に自宅へ持ち帰って新たに創意工夫でき、科学技術への興味関心が深まると同時に持続する教材を提供します。今回は通常の理科教室とは異なり、親子1組に対して大学生・大学院生がマンツーマンで工作指導とアドバイスを行いました。児童・生徒らが教育に関心のある支援大学生と触れ合うことで、世代を超えて協調することの大切さを互いに共有し、「教える・教わる」という「こころの育み」に重点を置いた活動になればと実施させていただきました。

 今回は「ペットボトルで風力発電・備長炭と水溶液を使った燃料電池を作ってみよう!」と題して、ペットボトルで風車を工作して、風力発電機を製作しました。また備長炭と入浴剤を使った燃料電池を作ってみました。カラフルな電池にこどもたちも興味津々で「きれいな電池ができた」とモーターを回して喜んでしました。さらに、小さな太陽電池パネルを使ったミニソーラーハウスを保護者の方と作製し、発電のしくみや電気のながれ、エネルギーや環境のことを学んでもらいました。協力した学生たちも児童や保護者と楽しいひと時が過ごせ、学生たちにとっても良い体験ができたと思います。アンケートでは、「もっとやってみたかった」とか「難しかったけど面白かった」などの意見も多く、こども達の科学理解増進に繋がったと思います。最後はクリスマスも近いので、ルラーシュでささやかなパーティを行いました。井上学長もお招きし、参加した子どもたちと協力学生と一緒に記念撮影を行いました。写真は教室とパーティの様子です。


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 今後も地域の教育機関としてできる限りの企画・イベントを行っていきたいと考えており、今回の理科工作教室も地域のものづくり教育の一端となれば幸いと思っております。