2009年 第一回オープンキャンパスを開催しました。
オープンキャンパス
【オープンラボ】
開催時間:11:00〜16:00
来場者:167名
電気電子システム工学科では、「コンピュータによる配置設計」、「ロボットの筋肉」、「光も電磁波」、「電子工作コーナー」の4テーマについて展示、デモ、電子工作を行いました。来場者は167名でした。参加者アンケートでは非常に多くの方に「興味深かった」あるいは「まあまあ興味深かった」とお答えいただきました。
●コンピュータによる配置設計
コンピュータは決して万能ではありませんが、さまざまな設計作業において欠かせないものとなっています。今回は、来場された方に、その場で積み木を使って配置設計を行ってもらい、コンピュータに挑戦してもらいました。
●ロボットの「筋肉」
ロボットの構成要素のひとつであるアクチュエータは、様々な種類があります。今回は電動モータと空気圧人工筋を取り上げ、二つの違いについて実際のロボットを使って説明しました。また電動モータを搭載したロボットを実際に操作し、ロボットを動かすことの難しさを体験してもらいました。
●光も電磁波
光波を利用した通信の様子を分かり易く理解するために,赤色のレーザ光を使って反射,屈折,偏光などを体験してもらいました。さらに,監視用カメラで撮った映像が、空間伝搬や光ファイバーを通してテレビモニターに映る様子も実際に見て、光通信の姿
を実感してもらいました。
●電子工作コーナー
工作コーナーでは,PSoCマイコンをつかったLEDにより時を知らせるラーメンタイマーの製作を行いました。皆さん,はんだ付けを上手にこなして,マイコンが動作したときは,目を輝かせて楽しんでおられました。
また常翔学園創立90周年記念事業“夢を応援するプロジェクト”で本学科の佐々先生が製作した,人の言葉に反応して時間や曜日を答える時計を展示しました。来訪者の方々に実際に声をかけてもらい,その時計の応答を楽しんでもらいました。
【学科別説明会】
開催時間:13:00〜13:30、14:00〜14:30(計2回)
「今年はある有名な自動車会社の採用人数が全社で4割減になったのに本学の電気電子システム工学科への推薦依頼は2名から3名に増えている!」という衝撃的な事実に始まり、電気電子システム工学科がカバーする幅広い学問分野の紹介を行いました。特に、高校生には区別がつきにくい電子情報通信工学科や機械工学科、情報科学部との違いを説明しました。
また、電気電子システム工学科が就職に強い大阪工大の中でも特に強い学科の一つであるのは、家電・電子部品メーカーはもちろん、機械・自動車メーカーや食品・製薬会社、さらには建設会社からも多数の求人があるためであり、なぜ電気電子システム工学科が求められるのかという理由が説明されました。
第二回は8月30日(日)に開催され、「電気エネルギーが地球環境を救う」、「ナノテク最先端技術と超電導体験」というテーマで行う予定です。