川で渡世を学ぶ
夏の川でカヌー
地域循環研究室の所属学生のうちの希望者は、毎夏1回、カヌーに乗っています。 瀬田川か木津川で、1人乗りのカヤック艇に乗ります。自分で艇をコントロールして、流れを読みながら、流れの力を上手に使いながら、漕ぎます。指導教員の趣味の延長ですが、ライフジャケット、ヘルメットなどの安全装備はきっちりと準備します。
人生は川の流れのようなもの
「川の流れのように」という歌は、ゆるやかでおだやかな青いせせらぎをイメージして川を人生に例えています。でも、私たちが行く川には、ゆるやかな場所はありますが、荒波や岩や落ち込みもあります。
そして、本物の人生にも、激流もよどみも、早瀬もあって、時には迂回しなければならず、転覆することだってあります。
だから、川でカヌーを漕いでみれば、世渡りの厳しさとおもしろさが少しだけ分かるのだと思います。