館長ブログ

2019/01/21

「南 理沙 クロマチックハーモニカ リサイタル2019のご案内」

 2019年がスタートしたかと思えば1月も後半です。この館長ブログも従来はロビーコンサートを中心に記事を書いてきましたが、今後は1階ギャラリーと3階常翔ホールのご案内、そしてご報告を中心に記事内容を増やして参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、今回は2月17日(日)13:00に開催します「南 理沙 クロマチックハーモニカ リサイタル2019」のご案内です。南さんは宝塚市のご出身で、オーボエ専攻で神戸女学院大学音楽科を卒業された後にクロマチックハーモニカに出会われ、現在は日本を代表するばかりでなく、世界からも注目されているクロマチックハーモニカの演奏家です。おそらくこの記事を読まれている皆さんも、テレビなどで南さんの美しい音色を聴かれた方は多いのではないでしょうか。

 ハーモニカは知っているけれどクロマチックって何?と思われる方にご説明しますと、クロマチック(Chromatic)とは半音階のことを意味します。私の専門がピアノですので鍵盤でご説明しますと、白鍵だけで演奏できる曲は童謡などにはありますが、ごく限られた表現しかできないため、どうしても白鍵と白鍵の間に半音(この場合は黒鍵です)を作る必要があります(正確に言うと白鍵でもミとファ、シとドの間は半音なので黒鍵はありません)。クロマチックハーモニカとは「半音が鳴らせるハーモニカ」のことを指します。南さんの演奏は、クロマチックハーモニカを使われることにより音の種類が豊富なだけではなく、多彩な音色とジャンルを超えたプログラムにビックリさせられ、これまでのハーモニカの概念が変わることは間違いありません。そんな南さんのコンサートをお聴きに来られませんか?皆様のご来場を心よりお待ちしております!

【常翔ホールでのチケット取扱いはしておりません。チケットにつていのお問い合わせは、下記のチラシまでお願いいたします】

南里沙クロマチックハーモニカリサイタル2018_チラシ.pdf