2023年12月10日（日）に常翔ホールが参加している阪急宝塚線ミュージック駅伝MOT!の公演となる「DAION座ウィークエンドシアターvol.1」を開催しました。

この催しは大阪音楽大学（豊中市）のミュージックコミュニケーション専攻の学生が企画運営しているもので、阪急宝塚沿線にある幾つかのホールが、音楽を中心とした催し物でリレーのように「つながる」ことを目的としたイベントです。

そして、今年の常翔ホールは学校法人常翔学園が連携協定を結んでいる大阪音楽大学のミュージカルコースの在学生、卒業生、教員の皆さんで組織している「DAION座」による公演でした。

まず、第Ⅰ部は「ちょっとおしゃれなお芝居」と題したO.ヘンリーの短編集2作をお芝居にした朗読劇。お話を進めるミュージカルコースの羽鳥三実広先生、そして役を務める出演者、後ろで音楽を奏でるピアノとバイオリンが絡み合いながらお話が進み、O.ヘンリーならでは人間ドラマが充分に味わえるステージでした。

そして、第Ⅱ部はミュージカル団体ならではの「歌と踊りのスペシャル・ショー」。ここで披露された曲目とダンスは全て過去の「DAION座」の公演でこの世に生まれたオリジナル作品ばかり！　こちらのステージも進行役の羽鳥先生が絶妙なトークで進めながら、過去のオリジナル作品に込められた「想い」が客席に伝わり、聴きながら思わず目頭が熱くなる好演でした。

大阪音楽大学、羽鳥先生、その他のご関係の皆様に感謝いたします。