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パワーエレクトロニクス研究室で開発した新技術が「日経エレクトロニクス主催パワーエレクトロニクス・アワード」にノミネート

2021.09.08

  • ノミネート研究概要 ノミネート研究概要
  • 研究メンバーと評価装置 研究メンバーと評価装置

電気電子システム工学科大森英樹教授のパワーエレクトロニクス研究室で開発した「85kHz帯3kWの無線給電を1個の新型SiC MOSFETで駆動」する新技術が、「日経エレクトロニクス主催パワーエレクトロニクス・アワード」で全国の大学・高専の中から6件ノミネートされた技術に選ばれ、同誌2021年9月号で技術内容が紹介されました。この技術は産業技術総合研究所、住友電工、ニチコンと10年にわたって共同研究してきた成果です。他の方式に比べて圧倒的に低コスト・小型・軽量の独自の電力変換器であるシングルエンデッドインバータについて、新型パワー半導体や新しい回路構成の開発でその変換損失を1/6と大幅に
低減し、従来困難とされた高周波・ハイパワーの実用領域への適用を可能とした革新的技術です。その結果、電気自動車のワイヤレス充電装置など脱炭素社会の実現に寄与する無線給電機器を大幅に低コスト化し実用化に向けて前進させることができます。最優秀賞、審査員特別賞、読者賞などを決める最終審査は12月頃行われる予定です。

本件掲載の日経エレクトロニクス2021年9月号の記事「無線給電の実用化に向け高効率化とコスト低減に挑む」は9月20日から約1ヶ月間、無料で閲覧できます。