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「平和の燈火(あかり)」に空間デザイン学科の学生らが出展

2019.03.12

  • 本学チームの作品「あかりこみち」 本学チームの作品「あかりこみち」
  • キャンドル点灯前に入念に準備をする学生ら キャンドル点灯前に入念に準備をする学生ら
  • 市民らによって灯された約1万個のキャンドル 市民らによって灯された約1万個のキャンドル

 3月9日、枚方市岡東中央公園で開催された「平和の燈火(あかり)」に、空間デザイン学科の学生チームが出展し、会場をキャンドルアートで彩りました。
 このイベントは、枚方市が取り組む平和啓発事業の一環として、戦争の悲惨さと平和の尊さを若い世代に伝えることを目的に毎年開催されています。枚方市内に所在する本学をはじめ、摂南大など7大学の学生で構成する実行委員会が中心となって企画・運営を行い、市民一人ひとりの平和への思いや願いを発信するとともに、発生から8年を迎える東日本大震災で犠牲になられた方々への哀悼と復興メッセージを届けました。
 本学チームは、イベント告知ポスターのデザインや約1万個のキャンドルを用いた会場の空間演出を担当しました。今回、学生たちが掲げたテーマは「あかりこみち」。積み重なったキャンドルの明かりを小さな家に見立て、暖かく光る家々を眺め、静かに家路を急ぐような感覚を共有してほしいと考えました。光を透かす、映す、漏るといった方法で光の質感を調節するなど細部にこだわった作品です。チームの代表を務めた山本康揮さん(2 年)は「多くの方が作品の前に立ち止まって写真を撮ってくれたことが嬉しいです。会場で作品を準備している時から、子供たちが関心を持って見てくれました。このイベントをきっかけに平和について考えてもらえたら」と話しました。

【指導教員】
空間デザイン学科・木村元彦准教授