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4年連続!現役学生が難関の弁理士試験に合格

2021.03.29

  • 5回目のチャレンジで見事合格した日笠さん 5回目のチャレンジで見事合格した日笠さん
  • 1日8時間以上勉強して合格した春山さん 1日8時間以上勉強して合格した春山さん

 3月11日に弁理士試験の最終合格者発表があり、日笠将馬さん(知的財産専攻専門職学位課程2年)と春山あゆみさん(同1年)が合格しました。同試験は難関として知られ、今年度の合格率は9.7%という狭き門でしたが、知的財産研究科および同学部は4年連続で現役学生から合格者を輩出しました。
 
 弁理士試験に合格するには、1次試験(短答式筆記試験)、2次試験(論文式筆記試験)、3次試験(口述試験)の3つのステップを突破する必要があります。本学では2015年度から、それぞれのステップに応じた指導体制を構築し、受験希望者をきめ細やかにサポートしています。同学部が開催する「弁理士受験会」(年間72回、模擬試験4回)では1次試験対策、「弁理士受験会アドバンスコース」(年間25回)では論述スキル向上を中心とした2次試験対策、指導教員の五丁龍志教授の私設勉強会である「知財塾」(年間53回)では、法律・条約の基礎知識を学びます。これらに加え、一昨年度から2次試験の論文対策の基礎スキル向上に特化した「弁理士受験会ミドルコース」(年間25回)を追加するなど、支援体制をより一層強化して継続的な合格者輩出を目指しています。
 
 また、「弁理士受験会」の学生たちによる自主的な取り組みも年々活発化しています。学生たちは「学生勉強会」を開催し、弁理士試験に合格した先輩が後輩を教えたり、目標を同じくする良きライバルの学生同士がディスカッションするなどして、互いに学び合う仕組みを構築しています。
 
 こうした学びの機会を活用して見事弁理士試験に合格した日笠さんと春山さん。2人はともに入学直後から「弁理士受験会」と「知財塾」に入り、学部2年生のときから弁理士試験に挑み続けました。日笠さんは「学部入学から6年間、思いっきり勉強することができ、目標としていた弁理士試験にも合格できました」と目を輝かせました。また、春山さんは「入学時は講義内容を全く理解することができませんでしたが、先生方が最後までサポートしてくれて、合格することができました」と振り返りました。
 
 同研究科と同学部は国内唯一の知的財産を学問領域とする専門職大学院・学部として、知的財産のプロフェッショナルの養成にさらに注力していきます。