大阪工業大学 情報科学部 真貝寿明(しんかいひさあき)
2007年度前期「確率・統計」
火1(情報システム学科2年)
- 授業で配ったプリント等がある場合,リンクしています.すべてpdf形式,A4サイズです.手書きのプリント・ 本のコピーはuploadしていません.
- 配布したプリントは,その後version upしたため,webより削除しました.
- 各自,教科書の例題や章末問題・授業で取り扱った問題を十分こなして下さい.
- 真貝の居室は,1号館513室です.質問等はメールでせず,直接部屋に来て下さい.
- 中間テストについて
- 第5回の授業では中間テストを行いました.範囲は教科書p17まで.
- 第10回の授業では中間テストを行いました.範囲は確率分布(離散・連続).教科書範囲は,p18-29, 33-34, 46-55.
- 第13回の授業では中間テストを行いました.範囲は正規分布,中心極限定理,推定・検定.教科書範囲は,p69-109.返却は,7月17日(火)午後または18日(水)午後に513室にて.
配布した手書きの解答[2]にミスがありましたので訂正します.sigma=50/6=8.3333 ですので, P(2 ≤ z ≤ 4.4) を求めることになります.正規分布表では,z≥2 の面積は0.0228,z≥4 は小さすぎて表の範囲外となっていることから無視し, 結局,2.28% という答えになります.m_o_m- 定期試験について
- 7月23日(月)1限,1206教室です.他学科とは試験問題が異なるので教室を間違えないように.
- 参考資料(教科書・ノート・プリント等)の持ち込みを許可しません.
- ルート計算ができる電卓の持ち込みを許可します.携帯電話・PCなど高機能なものは不可.(電卓がなくても計算できる問題ですが..)
- 成績判定について
- フォローアップ授業について
7月31日に予定しているフォローアップ授業では,定期試験の簡単な解説の後,余興として,プリントp31-32の説明と,次の英語論文を 紹介します.当日,プリントとして論文のコピーを配布しますが,事前に読みたい人は,7月17日以降,513室まで.Nature 363, 315 - 319 (27 May 1993)
Implications of the Copernican principle for our future prospects
J. Richard Gott III
Making only the assumption that you are a random intelligent observer, limits for the total longevity of our species of 0.2 million to 8 million years can be derived at the 95% confidence level. Further consideration indicates that we are unlikely to colonize the Galaxy, and that we are likely to have a higher population than the median for intelligent species.- 2007/8/2 追記.成績を次のように判定しました.
成績判定1 19名
成績判定2 54名 以上73名(受験者中46.3%)再履修へ
成績判定3 39名
成績判定4 21名
成績判定5 16名 以上76名(受験者中53.7%)合格
授業日程
- 配布されている,あるいは webで閲覧できるシラバスとは 若干異なります.このページでは,実際の 授業の進行に応じて,予定をupdateしていきます.
授業内容 配付したプリント(pdf 章ごとにまとめてある) 第1回 4月10日 確率の概念 (1) 組み合わせと数え上げ シラバス, プリント(p1-p4 数え上げ) 第2回 4月17日 確率の概念 (2) 組み合わせと数え上げ,確率の定義 >プリント(p5-p8 確率) 第3回 4月24日 確率の概念 (3) 確率の基本的性質 条件つき確率(ベイズの法則) 第4回 5月1日 確率の概念 (4) 期待値と分散 第5回 5月8日 〔第1回中間テスト〕
離散確率変数 (1) 確率変数第1回中間テスト
プリント(p9-p15 離散確率分布)第6回 5月15日 離散確率変数 (2) 事象の独立性,ベルヌーイ試行と2項分布 第7回 5月22日 離散確率変数 (3) 幾何分布,ポアソン分布 第8回 5月29日 連続確率変数 (1) 一様分布,指数分布 プリント(p16-p20 連続確率分布) 第9回 6月5日 連続確率変数 (2) 正規分布 第10回 6月12日 〔第2回中間テスト〕
連続確率変数 (3) 正規分布
中心極限定理 (1) 末端確率第2回中間テスト
プリント(p21-p22 中心極限定理)第11回 6月19日 中心極限定理 (2) 独立な確率変数の和
推定と検定 (1) 標本平均と標本分散プリント(p23-p30 推定・検定) 第12回 6月26日 推定と検定 (2) 推定(点推定,区間推定) 第13回 7月3日 推定と検定 (3) 検定(仮説と棄却)
〔第3回中間テスト〕第3回中間テスト
解答[2]に訂正あり.上記参照.試験 7月23日 定期試験 試験問題,採点結果 第14回 7月31日 定期試験の解説と余談 プリント(p31-p32 情報科学での応用)
シラバスの記載内容
授業のねらい・概要 確率・統計の基本概念について解説を行うことが主目的である。確率論を現実の世界に応用する際に必要な計算方法についても,理論を結びつけて説明する. 到達目標 (1) 簡単な確率空間を構成し、確率の計算ができる
(2) 確率変数の概念を理解し、期待値の計算ができる
(3) 標本平均・分散の計算ができる
(4) 標本平均・分散を推定・検定に応用できる評価方法 定期試験で評価する。 成績評価基準 5:到達目標のすべてが達成できている
4:到達目標のうち (3) まで達成できている
3:到達目標のうち (2) まで達成できている
2:到達目標のうち (1) が達成できている
1:上記以外教材 教科書:「概説 確率統計」前園 宜彦(サイエンス社)...他学科と異なるので注意
参考書:「入門微分積分」三宅敏恒(培風館) ...微積分の講義で使用したもの
参考書:「数値解析入門 - 理論と C プログラム」新濃清志・船田哲男(近代科学社)受講心得 微積分学I、線形数学I および C 演習Iを履修していることが必要である。つねに微積分学、線形数学およびプログラミングの教科書を参照すること。
連絡先 大阪工業大学 情報科学部 情報システム学科 (1号館513室)
〒573-0196 大阪府枚方市北山 1-79-1
Phone: 072-866-5393(研究室)
Email:
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