大阪工業大学 情報科学部 真貝寿明(しんかいひさあき)
2007年度後期「確率・統計」
月3(コンピュータ科学科3年)
- 授業で配ったプリント等がある場合,リンクしています.すべてpdf形式,A4サイズです.手書きのプリント・ 本のコピーはuploadしていません.
- 各自,教科書の例題や章末問題・授業で取り扱った問題を十分こなして下さい.
- 真貝の居室は,1号館513室です.質問等はメールでせず,直接部屋に来て下さい.
- 中間テストについて
- 中間テスト成績は成績評価には入りませんが,定期試験で合否がcriticalな場合,普段の学習成果の確認の意味で合否判定の参考にします.
- 第5回の授業では中間テストを行いました.範囲は「確率」まで.
- 第10回の授業では中間テストを行いました.範囲は確率分布(離散・連続).
- 第13回の授業では中間テストを行いました.範囲は正規分布以降.
- 定期試験について
- フォローアップ授業について
フォローアップ授業では,定期試験の簡単な解説の後,余興として,「情報科学と確率・統計」の話と,次の英語論文を 紹介します.当日,プリントとして論文のコピーを配布しますが,事前に読みたい人は,513室まで.Nature 363, 315 - 319 (27 May 1993)
Implications of the Copernican principle for our future prospects
J. Richard Gott III
Making only the assumption that you are a random intelligent observer, limits for the total longevity of our species of 0.2 million to 8 million years can be derived at the 95% confidence level. Further consideration indicates that we are unlikely to colonize the Galaxy, and that we are likely to have a higher population than the median for intelligent species.- 2008/2/12 追記.成績を次のように判定しました.
成績判定× 15名
成績判定1 10名
成績判定2 25名 以上50名(受験者中27.8%)再履修へ
成績判定3 75名
成績判定4 6名
成績判定5 10名 以上91名(受験者中72.2%)合格
授業日程
- 配布されている,あるいは webで閲覧できるシラバスとは 若干異なります.このページでは,実際の 授業の進行に応じて,予定をupdateしていきます.
授業内容 配付したプリント(pdf 章ごとにまとめてある) 第1回 9月15日(土) 確率の概念 (1) 組み合わせと数え上げ シラバス, プリント(p1-p4 数え上げ) 第2回 10月1日 確率の概念 (2) 組み合わせと数え上げ,確率の定義 プリント(p5-p9 確率) 第3回 10月15日 確率の概念 (3) 確率の基本的性質 期待値と分散 第4回 10月22日 確率の概念 (4) 条件つき確率(ベイズの法則) 第5回 10月29日 〔第1回中間テスト〕
離散確率変数 (1) 確率変数第1回中間テスト
プリント(p10-p13 離散確率分布)第6回 11月5日 離散確率変数 (2) 事象の独立性,ベルヌーイ試行と2項分布 第7回 11月12日 離散確率変数 (3) 2項分布,ポアソン分布 第8回 11月19日 離散確率変数 (4) 幾何分布
連続確率変数 (1) 一様分布,積分公式プリント(p14-p18 連続確率分布) 第9回 11月26日 連続確率変数 (2) 指数分布,正規分布 第10回 12月3日 〔第2回中間テスト〕
連続確率変数 (3) 正規分布
中心極限定理 (1) 末端確率第2回中間テスト
プリント(p23-p24 中心極限定理)第11回 12月10日 中心極限定理 (2) 独立な確率変数の和
推定と検定 (1) 標本平均と標本分散プリント(p25-p32 推定・検定) 第12回 12月17日 推定と検定 (2) 推定(点推定,区間推定) 第13回 1月7日 推定と検定 (3) 検定(仮説と棄却)
〔第3回中間テスト〕第3回中間テスト
試験 1月21日 定期試験 試験問題,採点結果 第14回 2月4日 定期試験の解説と余談
シラバスの記載内容
授業のねらい・概要 確率・統計の基本概念について解説を行うことが主目的である。確率論を現実の世界に応用する際に必要な計算方法についても,理論を結びつけて説明する. 到達目標 (1) 簡単な確率空間を構成し、確率の計算ができる
(2) 確率変数の概念を理解し、期待値の計算ができる
(3) 標本平均・分散の計算ができる
(4) 標本平均・分散を推定・検定に応用できる評価方法 定期試験で評価する。 成績評価基準 5:到達目標のすべてが達成できている
4:到達目標のうち (3) まで達成できている
3:到達目標のうち (2) まで達成できている
2:到達目標のうち (1) が達成できている
1:上記以外教材 教科書:「概説 確率統計」前園 宜彦(サイエンス社)...他学科と異なるので注意
参考書:「入門微分積分」三宅敏恒(培風館) ...微積分の講義で使用したもの
参考書:「数値解析入門 - 理論と C プログラム」新濃清志・船田哲男(近代科学社)受講心得 微積分学I、線形数学I および C 演習Iを履修していることが必要である。つねに微積分学、線形数学およびプログラミングの教科書を参照すること。
連絡先 大阪工業大学 情報科学部 情報システム学科 (1号館513室)
〒573-0196 大阪府枚方市北山 1-79-1
Phone: 072-866-5393(研究室)
Email:
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