大阪工業大学 情報科学部 真貝寿明(しんかいひさあき)
2008年度前期「確率・統計」
火2(情報システム学科2年Ma) 火3(情報ネットワーク学科2年Mb)
- 授業で配ったプリント等がある場合,リンクしています.すべてpdf形式,A4サイズです.手書きのプリント・ 本のコピーはuploadしていません.
配布した授業プリントをすべてまとめたファイルは,ここ (540KB) に用意しました.- 各自,教科書の例題や章末問題・授業で取り扱った問題を十分こなして下さい.
- 真貝の居室は,1号館513室です.質問等はメールでせず,直接部屋に来て下さい.
試験直前の質問等は,火曜の午後3時ー4時30分・木曜の午後1時-2時30分に5階1513ゼミ室にて対応します.それ以外は不在が多いです.- 中間テストについて
- 中間テスト成績は成績評価には入りませんが,定期試験で合否がcriticalな場合,普段の学習成果の確認の意味で合否判定の参考にします.
- 第5回の授業では中間テストを行いました.範囲は「確率」まで.
- 第10回の授業では中間テストを行いました.範囲は「条件付確率」から「確率分布(離散・連続)」まで.
- 第14回の授業では中間テストを行う予定でしたが時間がありませんでした.範囲は正規分布以降.
- 定期試験について
- 成績判定について
- 定期試験では,シラバスの到達目標4つに対応した問題を出題します.「確率と期待値(確率変数含む)」ができれば最低合格点3. さらに「標本平均・分散の計算(確率分布)」ができれば合格点4,さらに「推定・検定」ができれば最高合格点5と判定します.
- 定期試験で不合格判定となった場合,授業期間中の中間テスト成績を加味して再判定します.
- 最終授業日に次の論文のコピーを配布しました. 興味がある人は,内容をまとめ自分の意見・考察を添えたレポート(表紙不要.A4用紙で3枚以上)を 真貝に直接提出すると良いでしょう.レポートの完成度によって,定期試験の加点の対象とします.
提出期限は,8月4日(月)午後4時まで,513室の真貝へ直接提出.(8月4日は14:00以降に部屋にいます)
自分の意見・考察はオリジナルであること.「まとめ」は訳でなくてよい.
論文コピーは,1513ゼミ室にあります.Nature 363, 315 - 319 (27 May 1993)
Implications of the Copernican principle for our future prospects
J. Richard Gott III
Making only the assumption that you are a random intelligent observer, limits for the total longevity of our species of 0.2 million to 8 million years can be derived at the 95% confidence level. Further consideration indicates that we are unlikely to colonize the Galaxy, and that we are likely to have a higher population than the median for intelligent species.- 2008/8/8追記.成績を次のように判定しました.2007年度と授業内容・試験とも同レベルでしたが,合格率が大きく落ちました.残念です.
成績判定1 26名
成績判定2 52名 以上78名(53.0%)再履修へ
成績判定3 54名
成績判定4 9名
成績判定5 8名 以上71名(47.0%)合格
授業日程
- 配布されている,あるいは webで閲覧できるシラバスとは 若干異なります.このページでは,実際の 授業の進行に応じて,予定をupdateしていきます.
授業内容 配付したプリント(pdf 章ごとにまとめてある) 第1回 4月8日 確率の概念 (1) 組み合わせと数え上げ シラバス, プリント(p1-p4 数え上げ) 第2回 4月15日 確率の概念 (2) 組み合わせと数え上げ,確率の定義 プリント(p5-p9 確率) 第3回 4月22日 確率の概念 (3) 確率の基本的性質 期待値と分散 第4回 4月29日(祝) 確率の概念 (4) 条件つき確率(ベイズの法則) 第5回 5月13日 〔第1回中間テスト〕
離散確率変数 (1) 確率変数第1回中間テスト
プリント(p10-p13 確率分布)第6回 5月20日 離散確率変数 (2) 事象の独立性,ベルヌーイ試行と2項分布 プリント(p14-p18 離散確率分布) 第7回 5月27日 離散確率変数 (3) 2項分布,ポアソン分布 第8回 6月3日 離散確率変数 (4) 幾何分布
連続確率変数 (1) 一様分布,積分公式プリント(p19-p22 連続確率分布) 第9回 6月10日 連続確率変数 (2) 指数分布,正規分布 第10回 6月17日 〔第2回中間テスト〕
連続確率変数 (3) 正規分布
中心極限定理 (1) 末端確率第2回中間テスト
プリント(p23-p24 中心極限定理)第11回 6月24日 中心極限定理 (2) 独立な確率変数の和
推定と検定 (1) 標本平均と標本分散プリント(p25-p32 推定・検定) 第12回 7月1日 推定と検定 (2) データ処理,推定(点推定) 第13回 7月8日 推定と検定 (3) 推定(区間推定),検定(仮説と棄却) 第14回 7月15日 情報科学における確率・統計
〔第3回中間テスト〕プリント(p31-p32 情報科学での応用)
第3回中間テスト7月24日 定期試験 試験問題,採点結果
シラバスの記載内容
授業のねらい・概要 確率・統計の基本概念について解説を行うことが主目的である。確率論を現実の世界に応用する際に必要な計算方法についても,理論を結びつけて説明する. 到達目標 (1) 簡単な確率空間を構成し、確率の計算ができる
(2) 確率変数の概念を理解し、期待値の計算ができる
(3) 標本平均・分散の計算ができる
(4) 標本平均・分散を推定・検定に応用できる評価方法 定期試験で評価する。 成績評価基準 5:到達目標のすべてが達成できている
4:到達目標のうち (3) まで達成できている
3:到達目標のうち (2) まで達成できている
2:到達目標のうち (1) が達成できている
1:上記以外教材 教科書:「概説 確率統計」前園 宜彦(サイエンス社)...他学科と異なるので注意
参考書:「入門微分積分」三宅敏恒(培風館) ...微積分の講義で使用したもの
参考書:「数値解析入門 - 理論と C プログラム」新濃清志・船田哲男(近代科学社)受講心得 微積分学I、線形数学I および C 演習Iを履修していることが必要である。つねに微積分学、線形数学およびプログラミングの教科書を参照すること。
連絡先 大阪工業大学 情報科学部 情報システム学科 (1号館513室)
〒573-0196 大阪府枚方市北山 1-79-1
Phone: 072-866-5393(研究室)
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