「考える、やりきる、振り返る」学術的な知見でゲーム制作

Source for growth成長のポイント

ゲームクリエイトプロジェクト(GCP)は、個人やチームでゲーム制作を行います。ゲームを制作するために、PDCAサイクルを何度も繰り返し、「考える、やりきる、振り返る」力を身につけ、ゲームを完成させることで「ユーザに遊んでもらいフィードバックを得る」経験をすることができます。ユーザを楽しませるためのゲーム制作を通じて、「人を知ること」「わかりやすく魅力を伝えること」など、社会に出ても使える実践的なスキルを身につけることができます。

Gorls for growth活動目的・内容

ゲームクリエイトプロジェクト(GCP)は、ゲーム開発のプロの先生方から実践的な指導を受け、ゲーム制作のイロハを学ぶのはもちろんのこと、制作を通じて社会に出るために必要な「考える、やりきる、振り返る」を身につけることが目的です。プロジェクトの内容は、オープンキャンパスや北山祭(文化祭)などの学内のイベントでの出展、BitSummitや東京ゲームショウなどの学外での出展、学術的な視点を含めることによる学術会議での研究発表などを目指してゲームを制作します。

Location of activity活動場所

枚方キャンパス・2号館6階263ゼミ室、1号館3階メディアセンター

Message from faculty指導教員からのメッセージ

大井翔 講師(情報科学部情報メディア学科)
ゲームクリエイトプロジェクト(GCP)は、1年生から参加することができる学生プロジェクトになります。低学年から就職活動へ向けて、作品制作などを通じて、スキルアップやガクチカ(学生時代に頑張ったこと)をつくることができる環境です。また、大学でゲーム制作をするということは、単にゲームを制作するだけでなく、学術的な知見を入れた制作にもなります。これは、専門学校でのゲーム開発とは異なる部分です。ゲーム業界を考えている人はもちろんのこと、ゲーム業界を目指していな人も、個人やチームでの作品作りを通して、「考える、やりきる、振り返る」を身につけることで自信にもつながります。ぜひ自分を成長させたい人は参加してください!!

Voice report学生の声

湯浅裕人さん
情報科学部情報メディア学科3年
(清風高等学校卒業)

内容は取材当時のものです

アニメの世界を現実にしたい。“がんばる”ではなく“やりきる”。

高校生のころ、感覚も含めた完全没入型(フルダイブ型)のMMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)を題材としたアニメが流行しており、ゲームに参加するためのVRデバイスを見て、自分もいつか同じようなものをつくれるようになりたいと思い、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)の技術に関心を持ちました。五感を扱う情報メディアの研究ができる大学を調べていたところ、大阪工業大学のことを知り、入学を決めました。2年生の時に受講した「キャリアデザインⅠ」の授業で、自分の将来について考える機会があり、人をワクワクさせたり、楽しんでもらえるような仕事をしたいと思いました。その後、学内での合同企業説明会でゲームメーカーの担当者とお話する機会があり、ゲームプログラマになるにはゲーム制作の実績が必要だと感じてました。UnityというゲームエンジンやC#のプログラミング言語など、初めの方は独学と学科の授業で基礎を学んでいましたが、徐々に限界を感じるようになったころ、ちょうど大学から「ゲームクリエイタープロジェクト」の立ち上げのアナウンスがあり、迷わず参加を決めました。プロジェクトでは主にパソコンをプラットフォームにしたゲーム開発を行っており、カメレオンを主人公に、敵に見つからずにステージからの脱出を目指すステルスパズルアクションゲームの開発を行いました。ゲーム開発にはプログラミングスキルだけでなく、コンセプトやシナリオなどを考えるプランニング、BGMなどの楽曲関係、デザイン制作など幅広い作業工程があり、多くのことを学んでいます。ゲーム制作の夢を実現するため、一歩ずつ前進しています。