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工学部

電気電子システム工学科 液晶研究室


大学院生による勉強会のもよう
人が入手する情報の約85%は目からと言われています。私たちは、テレビやパソコン、携帯電話、スマートフォン、更には銀行のATMや駅の券売機など、様々な場面でディスプレイのお世話になっています。なかでも、液晶ディスプレイは薄型、軽量、低消費電力を特徴とし、究極のディスプレイ、紙のようなディスプレイを目指して世界中で研究が進められています。本研究室では、(1)液晶分子をどのように並べたらより美しい画像が得られるのか、シミュレーション技術を駆使して追求するとともに、(2)どうすれば基板上の液晶分子を分子レベルで制御出来るかと言った基礎的研究、さらには、(3)バイオセンサーへの応用研究を行っています。


大学院生による勉強会のもよう

主な研究テーマ

  • フレキシブルディスプレイの開発
  • 液晶-配向膜界面での分子間相互作用に関する研究
  • 双安定性ディスプレイに関する研究
  • 超高速スイッチングデバイスの開発
  • 光配向ディスプレイに関する研究

指導教員

石原 將市 教授 (イシハラ ショウイチ)

専門分野

  • 液晶ディスプレイ
  • 有機エレクトロニクス
  • 電気電子材料

教員メッセージ

 私たちを取り巻く全てのものは何らかの材料で出来ており、それらは分子、あるいは原子で構成されています。半導体も液晶ディスプレイも例外ではなく、その性能は用いられる材料の物性、あるいは分子配列により大きく左右されます。当研究室ではシミュレーション技術を駆使し、材料の設計からテストセルの試作、評価検証まで、各自が自ら課題を設定し、テーマを進めて行きます。液晶関連メーカーと連携しながら、現実の開発課題に取り組むハードなテーマもありますが、それだけに目標を達成した時には大きな達成感が得られます。研究を通じて、プレゼン能力を磨き、自信を持って就活に望んで下さい。 

在学生メッセージ

 私たちの研究室は比較的少人数なので先生との距離感も近く、一人一人しっかりと指導を受けることが出来ます。分からないことがあっても質問がしやすく、研究の進め方などについても適切なアドバイスが得られ、研究に取り組む姿勢を学ぶことが出来ます。 研究内容も先端的なもので、まだ誰も試みたことのない新しいものにチャレンジできるのも魅力のひとつだと思います。研究室というと息苦しく窮屈なイメージを持っている方も多いかと思いますが、和やかで雰囲気のいい研究室なのでぜひ気軽に覗いてみてください。

この研究がかなえる未来

 既に液晶ディスプレイは実物以上に美しい映像を映し出すことが可能ですが、究極のディスプレイと言うまでには至っていません。目に負担のかからない立体映像も、あと十年で実現が可能と言われています。スイッチの切り替えで透明な窓ガラスをテレビ画面にしたり、遠くの友人とのテレビ電話の画面にしたりする要素技術は、既に確立しています。電車の中で多くの人がスマートフォンを操作している光景も、近い将来は眼鏡をかけて大画面高精細の画像を楽しんでいる光景に変わるでしょう。また、ランドセルの中に、ガラスを用いない紙のような液晶ディスプレイが入るのも時間の問題です。

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