Tradition × Improvement
伝統の
一枚ブレード
翼端が一つのため誘導抗力やブレード同士の干渉を抑えやすく、大きなブレードで効率よく推力へ変えられるのが特徴です。
一方で、重量・推力・抵抗の偏りから生じる振動を抑えるため、回転試験を重ね、カウンターウェイトの位置を細かく調整しています。
Osaka Institute of Technology Human Powered Aircraft Project
設計、製作、試験、操縦。
そのすべてを学生自身の手で。
受け継いだ技術と新しい発想を一機に託し、
大阪工業大学 人力飛行機プロジェクトは
大会優勝をつかみました。
About the project
人力飛行機プロジェクトは、人力飛行機を設計・製作し、読売テレビ放送主催の「鳥人間コンテスト選手権大会」への出場、旋回ポイントへの到達、そして優勝を目標に活動しています。
学生は、プロペラ班・翼班・電装班などの計7つある班に所属し、必要に応じて役割を兼務しながら、機体の設計・製作に取り組んでいます。
また、人力飛行機のフライト見学と関係者交流を目的としたHPA(Human Powered Aircraft)交流会が定期的に開催され、他大学や社会人チームとの技術交流も活発に行われています。






















About the Birdman Rally
「空を飛びたい」という人類の夢をかなえるため、
バードマンたちが自ら作り上げた飛行機を操縦し、飛行距離や飛行時間を競い合う大会です。
1977年の第1回大会から続く飽くなき挑戦は、国境を越えて人々を魅了してきました。
空を飛ぶ夢を実現し、航空機への関心を高めながら、未来への無限の可能性を拓いています。
人力プロペラ機部門の主なルール
機体は「チームが自ら製作した人力飛行機であること」が条件です。
プラットホームの高さは水面から10メートル、助走路10メートル、傾斜角3.5度の扇形です。
プラットホームを出発し、南・北の2つのルートをそれぞれ往復します。
両ルートを飛び切ると42.195km。複数チームが達成した場合は、最も速く飛び切ったチームが優勝です。
2026年の人力プロペラ機部門には、厳しい書類審査を突破した12チームが出場します。
2026 Entry Aircraft
Engineering the sky
人力という限られたエネルギーを、飛行の力へ変える。
構造・推進・電装・操縦が互いにつながることで、はじめて機体は空へ上がります。
Tradition × Improvement
翼端が一つのため誘導抗力やブレード同士の干渉を抑えやすく、大きなブレードで効率よく推力へ変えられるのが特徴です。
一方で、重量・推力・抵抗の偏りから生じる振動を抑えるため、回転試験を重ね、カウンターウェイトの位置を細かく調整しています。
Strength × Low Drag
張線と異なり、引張・圧縮の両方を支えられるストラット方式を採用。翼型断面で抵抗を抑えつつ、中央翼の軽量化と必要な剛性、理想的な上反角を両立し、操縦性を高めます。
機体の保持・運搬にも利用でき、横風や背風を含む発進時の姿勢安定と迅速な湖岸運用を支えます。
Stability × Control
機体を正面から見たとき、主翼は翼端に向かって上向きの角度を持ちます。
ストラットと組み合わせた滑らかな上反角分布により、飛行中の安定性と操縦性を高めます。
Lightweight × Efficiency
模型飛行機で用いられるリブ組バルサプランク構造を採用し、軽さと高い剛性を両立。
競技用グライダーでも広く使われるウィングレットにより、誘導抗力を低減するとともに翼端失速を抑え、操縦性の向上につなげます。
Telemetry System × Flight Data
対気速度や高度、ペダル回転数などを機体から地上へ送信する仕組みが、テレメトリシステムです。
飛行中の状況をチームで共有し、パイロットの感覚とデータの両面から飛行を支えます。蓄積した情報は、機体や運用の改善にも活用します。
Team introduction
プロペラ、翼、駆動、電装、胴体、パイロット、広報。
7つの班が専門性を持ち寄り、
一機の人力飛行機とチームの活動を支えています。
機体を前へ進めるプロペラを製作する班です。大阪工業大学の特徴である一枚ブレードを、加工から塗装、仕上げまで丁寧につくり上げます。
機体の大部分を占める翼を製作する班です。大きく繊細な構造を、軽さと精度の両方にこだわりながら組み上げます。
パイロットがペダルをこいで生み出す力を、プロペラへ伝える機構を製作する班です。確実に力を届けるため、設計と加工を重ねます。
操縦や計測に関わるプログラムを開発し、飛行中の機体情報を扱う班です。回路やセンサー、計測機器を整備し、データで飛行を支えます。
パイロットが乗り込むコックピットを含め、機体の胴体を製作する班です。安全性や操縦のしやすさを考えながら、形にしていきます。
自らの力でプロペラを回し、機体を操縦して飛行に挑む班です。日々のトレーニングと実機での確認を重ね、本番に備えます。
プロジェクトの活動や魅力を学内外へ届ける班です。SNSやWebサイトの運営、写真・動画制作、イベントの企画運営を行います。