研究内容の概要
形状記憶合金(SMA)や空気圧を用いて、軽量で柔軟且つ高出力なソフトアクチュエータの開発を目指しています。これらのソフトアクチュエータは伝達機構を介すことなく屈曲や捻りなどの複雑な運動を実現することができます。このソフトアクチュエータの特性を活かして、医療・福祉分野において実用的なデバイスの開発を行います。
応用例・展望
SMAワイヤとシリコンゴムを融合させたSMA人工筋肉を用いたミズクラゲロボット、積層型空気圧ソフトアクチュエータを用いた手指および足関節の可動域訓練装置、細径マッキベン型人工筋肉による小児用前腕動力義手の開発などを進めており、実用化を目指しています。