研究内容

骨格筋の組織工学

  • 三次元細胞培養法の開発-鳩間
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    筋芽細胞から太い三次元培養骨格筋を作製し、再生医療への応用を目指す。スキャフォールドとしてコラーゲン、脱細胞化組織などを用い、バイオリアクターにて循環培養を行う(図1)。作製した培養筋の収縮力、組織、タンパク質発現、遺伝子発現など評価する。動物への移植実験も行う。神経細胞や血管内皮細胞との複合化も検討する。

    図1

  • 培養骨格筋の生理学・アクチュエータ応用-高木・坪田(中村准教授・筒井教授との共同研究)
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    培養骨格筋に運動刺激や電気刺激、温度刺激、薬物刺激などを与えて培養する。収縮力、組織、タンパク質発現、遺伝子発現などで、刺激に対する応答を評価する(図2)。より強い筋肉の作製や、速筋・遅筋への変化などを調べるとともに、アクチュエータ(人工筋肉)への応用を図る。また、培養骨格筋をモデルとして、筋損傷後の修復過程や運動後の糖尿病改善過程などについて調べる。

    図2

血管・心臓弁・脂肪・軟骨・腎臓などの組織工学

皮膚の組織工学

細胞活動の検出

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