館長ブログ

2019/03/13

「ハイブリッド・トロンボーン四重奏団コンサートのご報告」

 先日、とてもスペシャルなコンサートと皆様にご案内しました「ハイブリッド・トロンボーン四重奏団コンサート」のご報告です。開演前に「呉 信一」先生の楽屋をお訪ねしたところ、とても懐かしそうにお話をしていただきました。(実は呉先生は私の音大時代をご存知で、私にとっては憧れの演奏家でもあります)。楽屋では「とても響きのよいホール」との言葉をいただき、その要因として「ステージの材質と厚みにもこだわりを感じる」とおっしゃっていただきました。全国、いや世界のホールで演奏されている呉先生からいただいたこの言葉は本当にうれしい限りです。

 さて、演奏の方は「とにかく楽しめた!」という言葉が湧き上がってくるコンサートでした。第Ⅰ部は古典の曲が中心でしたが、途中で「パイプオルガン?」と思うような重厚で落ち着いたトロンボーン・アンサンブルの和音に酔いしれました。また後半は現代的な曲からデューク・エリントンのJazzナンバーまでを、とても楽しいトークと共に楽しむことができました。

 そして、驚いたのは呉先生が70歳であること!(トークでのご紹介で知りました)本当に元気にそして何よりも豊富な音色(いくつ引き出しがあるのだろう?という感じです)に圧倒されました。私も呉先生を見習ってまた演奏の方でも頑張ろうと思った次第です。

 本日、ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。共にまたハイブリッド・トロンボーン四重奏団のコンサートを心待ちにしたいと思います。

【写真】左:呉信一先生、常翔ホール館長 禅定

ハイブリッド・トロンボーン四重奏団コンサート.pdf