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研究内容

石王 拓斗 (Takuto Ishioh)

大阪工業大学大学院 情報科学研究科 情報科学専攻 博士前期課程

ヒューマンインタフェース研究室

修士研究

【エージェントの実体性と凝視量が性格特性認知に与える影響分析】
Analysis of the effect of agent's embodiment and gaze amount on personality perception

対話エージェント

本研究では、人間の視線行動の分析に基づく視線モデルを眼球の操作可能なロボット及びCGエージェントに実装し、エージェントの実体性と凝視量の変化が、ユーザーのエージェントに対する性格特性認知に与える影響を分析した。 その結果、同じ視線行動でも凝視量を変化させることにより、エージェントの外向性や自信に関するパーソナリティを表出することが可能であることが示唆された。また、凝視量の増加に伴う外向性評価の変化はエージェントの実体性により異なり、CGエージェントは凝視量の増加に比例して外向性の評価が上昇するのに対し、ロボットは凝視量の増加に対して外向性の評価が対数的に上昇する傾向となることが示された。

その結果、同じ視線行動でも凝視量を変化させることにより、エージェントの外向性や自信に関するパーソナリティを表出することが可能であることが示唆された。また、凝視量の増加に伴う外向性評価の変化はエージェントの実体性により異なり、CGエージェントは凝視量の増加に比例して外向性の評価が上昇するのに対し、ロボットは凝視量の増加に対して外向性の評価が対数的に上昇する傾向となることが示された。

関連資料

修士研究発表

研究発表