「人力飛行機プロジェクト」に参加し自らの興味を追求した4年間
磨いた実践力で航空機産業のこれからを担いたい

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工学だけでなく、生命や食品、化学、物理、電機など、多岐にわたる分野を学修できるのが本学科の特長です。幅広い知識を養うにとどまらず、そこから芽生えた興味を深められる環境も整っています。そのなかで私は、ものづくりに関心を抱きました。

大きな契機となったのは、機械工学科の人力飛行機プロジェクトへの参加です。プロジェクトでは設計や製作、そしてパイロットと、役割分担しながら作業を進めます。私は製作のなかでも、特に重要なパーツといえる翼を担当しました。当初は知識や理解も足りませんでしたが、時間を見つけてはプロジェクトに足を運んで、2年次の8月にはリーダーを任されるほどになりました。飛行機が完成に近づくにつれて、リーダーシップやコミュニケーションスキルの向上など、自分自身の成長も実感できました。

さらにPBLや生体電子工学研究室での活動を通して、ものづくりと性能評価についても学修。自ら手を動かしながら学ぶことで、知識や理論のみならず、技術者に欠かせない素養も身に付きました。航空機産業に携わるという夢に出会えたのは、裾野が広く、他学科のプロジェクトにも挑戦できる本学科だったからです。今後も飛行機とものづくりへの熱情を持ち続け、航空機産業を支えていける人材になりたいです。