大阪工業大学

Notification

The contents of this website are translated by "Shutto Translation."
Please note that due to the use of automated translation, there may be cases where the translation is not correct.
Additionally, translations may not be provided for some images and PDFs.

We appreciate your understanding.

情報科学部 実世界情報学科Department of Real World Computing

【学科長メッセージ】デジタルツインとフィジカルAIが実世界の課題解決のカギになる

実世界情報学科では、コンピュータの中だけで動く技術に加えて、実際の生活や社会の中で役に立つ情報技術を学びます。
たとえば、家の温度や照明を自動で調整する仕組み、街を見守るシステム、災害時に必要な情報の集め方など、身近なところで活かされている技術です。
本学科で学ぶ主な内容は次のとおりです。

・家や街の状態を読み取るセンシング技術
・物とネットをつなぐIoT
・生成AIを実世界で活かすフィジカルAI
・AIで動くドローンやロボット
・現実をそっくり再現するデジタルツイン

講義だけでなく、実験やプロジェクトを通して、自分の手で動く仕組みを作りながら学ぶことを大切にしています。さらに、企業と連携した特別講義を2026年前期から開始し、企業での情報技術の活用をアクティブ・ラーニング形式で学びます。[詳しくはこちら]
実際の世界の課題に向き合い、未来の暮らしをつくる力を、ここで一緒に育てていきましょう。

情報科学部 実世界情報学科長
酒澤 茂之 Sakazawa Shigeyuki

🌟未来のサービスをつくる技術:デジタルツイン × フィジカルAI

学校の食堂やショッピングセンターのフードコートが混んでいて、席を探すのに苦労した経験はありませんか。
そんな “ちょっとした不便” を、最新技術でスマートに解決する未来がすぐそこまで来ています。

この例では、椅子に付けたセンサから「どの席が空いているか」をリアルタイムで集め、その情報をもとにネット上に “そっくりそのままの食堂” = デジタルツインを作ります。
さらに、過去のデータと今の状況を組み合わせて混雑をシミュレーションし、
一人・二人ならカウンター席へ、 4人以上のグループならテーブル席へといったように、待ち時間が短くなるよう最適な案内を自動で判断します。

その判断に合わせて、案内ロボットがテーブルや人を避けながら誘導してくれるのがフィジカルAIの役割です。
「どこを通れば安全か」「どう動けばぶつからないか」を
AIが考え、実際のロボットを動かします。こうした“現実の課題をデジタルの力で解決する技術”を学ぶことで、未来のサービスを自分の手で生み出す力が身につきます。


学びの体系


学部共通の学び

プログラミング、セキュリティ、コンピュータ入門など、情報科学部に共通する学びで基本情報技術者試験に合格し、情報プロフェッショナルになるための基礎を固めます。

実世界情報学科の基盤の学び

Unix入門、ディジタル回路、Webプログラミング、メディア通信など、実世界の情報を扱うための基盤技術を身につけます。

専門性を磨く履修モデル

デジタルツインとフィジカルAI2つの履修モデル。どちらも実世界の課題解決のカギとなる専門技術で、それぞれの学びが何に役立つのか意識することが高いレベルの学修につながります。2つの履修モデルを両方とも受講することができます。

 

実世界情報学科の学びは、実世界をセンシングして集めた情報をデジタルツインの上で処理し、それに基づいてロボットやドローンなどを制御するというサイクルになっています。大きな特色となっているのは、デジタルツインに次々と入ってくる今現在の情報をAIで認識し、過去のデータに基づいて未来のシミュレーションを行う点にあり、そのために画像処理に関する科目や人工知能に関する科目が用意されています。また、実際にドローンやロボットを動かしてみる実践があることも特長です。


履修モデルの詳細

デジタルツイン履修モデル


現実の空間をデジタル上にコピーし、「今どうなっている?」だけでなく「これからどうなる?」までシミュレーションできる技術がデジタルツインです。


(a)
授業科目

IoT概論 (1年生)

IoTデータベース、実世界計測、画像情報処理 (2年生)

IoT通信、IoTサーバ構築 (3年生)


(b)
学びからつながる応用

住環境の最適化(教室内のどの座席も快適なスマート空調)、座席が見つかるフードコート、混雑しない通学電車、VRシミュレーション


(c)研究例


(d)
活躍できる業界

社会インフラ企業(電力・ガス・水道・交通)、製造業(工場内のモニタリング)、建設業・役所(スマートシティ)

フィジカルAI履修モデル

現実世界で集めたデータをAIが判断し、ロボットやドローンなどの機械を自動で動かす技術がフィジカルAIです。


(a)
授業科目

実世界情報入門 (1年生)

人工知能、ロボティクス、実世界計測、実世界情報基礎演習 (2年生)

ロボット対話システム(3年生)


(b)
学びからつながる応用

ロボット・ドローン自動運転、スマート農業、スポーツ解析


(c)
研究例


(d)
活躍できる業界

自動車関連、ロボット関連、物流(自動巨大倉庫)

 

Feature特長

  1. 【授業】最先端の実践的な学びを通して「未来を創る力」を育てる

    入学直後から、AI・ドローン・コンピュータ・IoT技術を活用した最先端の授業が始まります。「実世界情報入門」「コンピュータ入門」「IoT概論」などでは、ドローンの手動操縦やプログラミングによる自動飛行実習を行い、センサやネットワークの基礎も学びます。1年後期から2年次には、「C演習Ⅰ・Ⅱ」「人工知能」などでプログラミングとAIの基礎力を習得します。また、マーカーを用いたドローン制御など、AIとプログラミングを組み合わせた実践的な演習を通して、確かな理解と応用力を身につけ、「未来を創る力」を育てます。在学生の声もご覧ください。

  2. 【研究室】 実世界とつながる多彩な専門領域で自分だけの「未来を創る力」を磨く

    実践的な学びで育てた「未来を創る力」を、自分の興味や進路に合わせて、さらに専門性と実践力を磨いていきます。実世界情報学科では、デジタルツインを活用して未来を創造することを目指し、それを支えるIoT、ネットワーク、AI、センサ、VR、画像処理などの技術を実践的に学べる環境が整っています。
    例えば、「社会基盤を支える技術」では、センサやネットワークを組み合わせたスマート農業や災害対策、「人と社会をつなぐ技術」では、AIやVRを活用した教育・医療支援システム、「人や環境を理解する技術」では、画像処理やセンシング技術を活かした地形解析や環境理解など、デジタルツインの構築と応用につながる学びを深めることができます(写真は植物栽培向けのセンサを導入する研究です。特設ページの具体例もぜひご覧ください)。
    これらの技術を学びながら、自分に合った専門領域を選び、教員や先輩学生のサポートを受け、確かな専門知識と応用力を身につけていきます。

  3. 【社会実装への挑戦】育てた「未来を創る力」を挑戦で試し、揺るぎない力に変える

    授業や研究室で育てた「未来を創る力」を、さまざまな挑戦を通して揺るぎない力へと変えていきます。実世界情報学科では、多くの授業で正解のない課題に取り組み、自ら課題を発見し、解決策を考え、仲間と協力して形にする力を養います。また、研究室での活動を通して、専門性や実践力をさらに高めていきます。
    こうして培った力は、挑戦を重ねることで揺るぎない力へと成長していきます。たとえば、論文発表、ビジネス・プログラミングコンテストへの参加、学生自身が開発したシステムやアプリを地域イベントや自ら企画したイベントで実際に活用・展示する機会など、これまで学んだ知識や技術を実世界で試す場が豊富に用意されています。
    こうした挑戦を積み重ねることで、専門性だけでなく、課題発見力、実行力、協働力などの総合的な力を身につけ、社会のさまざまな分野で活躍できます。最新の学生活躍事例はWhat’s Newをご覧ください。

  4. 【企業と学ぶ実践型授業】(2026年度 前期より開始)

    実世界情報学科では、社会で活躍する企業の専門家を招き、最新の技術がどのように企業内の業務で使われているかを学べる特別講義を行います。
    2026年度前期(5〜6月)には、 三菱電機、NTTデータMHIシステムズ、KDDI総合研究所、リコーの4社が来学予定です。
    講義後は、グループワークやディスカッションを通して、IoT・フィジカルAI・デジタルツイン・ドローン/ロボットなどの技術を「自分ならどう活かすか」を考えるアクティブ・ラーニングを実施します。企業との距離が近い学びは、将来のキャリアを考えるうえでも大きな力になります。

Research 未来のサービス例

未来のサービスには農業との連携もあります。この農地には気温や土壌の状況を調べる様々なセンサが置いてあり、それらの情報を農地デジタルツインに集めています。そして、収穫するのに最も良いタイミングを推測して、それに合わせてロボットを制御して収穫と倉庫への保存を行う研究です。また、フィジカルAIを用いて収穫箇所までのナビゲーションを行ったり、人を自動追尾するロボットによって農作物を自動搬送するなど、日本の農業における人手不足の問題を解消します。未来のスマート農業を実現するために、摂南大学農学部や企業との共同研究を進めています。

 


ロボットは、自身に搭載されたLiDAR(光学式距離センサ)の情報や、デジタル世界に複製された都市の3次元マップ、衛星からの測位情報を受けて、常に自分自身が都市のどこにいるかを認識しています(自己位置推定)。

都市のマップには、犯罪発生率や渋滞情報といった動的な情報がリアルタイムに重畳されます。これらの情報に基づき、AIがロボットに対してリクエストに応じた最適な経路を計画して送信します。例えば、都市にいる一般ユーザは任意の地点から配達のリクエストを発信することができ、目的地に最も早くたどり着けるルートでロボットが品物を届けます。

また、犯罪情報に基づき、特に防犯が必要な地域を重点的に巡回するなど、市民が安心して暮らせるように見守りを行います。


こえ射的:声でねらう新しい体験! この研究では、声を使って的をねらうゲーム「こえ射的」を開発しています。ユーザーの声が“弾”となり、AR(拡張現実)の中で景品を狙います。さらに、声に反応して実際のモノが動くしくみを取り入れており、AIが現実世界に働きかけるフィジカルAIの技術を活用しています。 また、AR空間と現実の対象物を対応づけるデジタルツインの考え方により、デジタルと現実がつながった体験ができます。ゲーム感覚で楽しみながら発声トレーニングができるため、健康づくりやコミュニケーション支援への応用も期待されています。

宇宙ステーション内のシミュレーション:宇宙で得られた情報を地上へ送ることは、非常に重要な役割です。その中で、ロボットは宇宙飛行士の状況を地上に伝えるなどの働きをしています。しかし、宇宙ステーションでロボットを実際に動かしたり制御したりするには、多くのコストがかかります。また、現在は宇宙飛行士が直接操作する必要があるという課題もあります。 そこで本研究では、宇宙飛行士のモデルとロボットのやり取り(インタラクション)をシミュレータ上で再現し、その結果を実際のロボットへ応用することを目指しています。シミュレータを使うことで、さまざまな状況を安全かつ低コストで試すことができ、事前に問題点を検討することが可能になります。


Students & Graduates Voices 在学生・先輩からの声

(実世界情報学科2年 岩倉満依)

実世界情報学科の魅力は、教室で学ぶだけでなく、実際に体験しながら知識を身につけられることです。
前期の「実世界情報入門」では、資格取得に通じる知識や、初回からドローンに触れる機会があり、聞くだけでは分からないことを体験的に学べました。思った通りにドローンを飛ばせたときには大きな感動があり、こうした経験を通して情報技術が社会でどのように役立つのかを理解できるのは大きな魅力です。
後期から始まる「C演習I」は教授曰く難易度が高いそうですが、その分しっかり力を身につけられると期待しています。今から挑戦するのが楽しみです。

(実世界情報学科2年 川島大輝)

「実世界情報入門」という講義が、私にとって特に印象深い授業でした。
三人一組で7つの課題に挑戦する講義で、どの課題にも明確な正解はなく、1人ではなかなか解決できないような内容ばかり。
だからこそ、仲間と一緒に「どうすればこの課題を解決できるか?」を何度も話し合い、試行錯誤を重ねる時間がとても楽しく、実践的な学びだと感じました。
また、グループワークを通じて、自然と多くの人と交流する機会が増えました。講義の枠を越えて、苦手な分野を教え合ったり、講義後に遊びに行ったりする友達もたくさんできました。
この講義では、実際の社会に近い課題に向き合いながら、仲間とともに考え、行動する力がついたと感じました。

(インテリジェントメディア通信研究室卒業生 NTTドコモビジネス 原啓介)

私は現在、ITエンジニアとして、内製のコミュニケーションPaaSの開発に携わっています。
PaaSの開発では、IoT端末から得られる膨大なデータのやり取り、ロボットの遠隔操縦、AIと連携したサービスの展開など、さまざまな技術に触れる機会があり、日々新しい学びがあります。
実世界情報学科で学ぶカリキュラムは、こうした最先端の分野に触れ、挑戦する姿勢を育む絶好の場です。授業で得られる知識はもちろん、研究室の仲間や先生との議論、そして自ら手を動かして試行錯誤する経験は、社会に出てから必ず役に立ちます。ぜひ在学中に興味の幅を広げ、自分の可能性を信じて取り組んでください。

(ネットワーキング研究室卒業生 ネットワンシステムズ株式会社 三浦拓也)

私は現在、ネットワンシステムズ株式会社というICT基盤を提供する企業の関西の拠点で、社内ネットワーク設備の設計・構築に携わっています。現在の仕事では、DNSサーバーを構築したり、Linux系OSを搭載した機器のトラブルをログ解析で解決したり、ルーターやスイッチを使って検証環境を構築したりしています。 これらの業務は、まさに在学中に学んだネットワークの原理やUnix操作の知識などが土台となって活かされています。
こうした基礎をしっかり理解したうえで、IoT、ドローン、ロボティクスなどの応用分野に取り組むことで、より高度な技術を実現できるエンジニアへと成長できると感じます。 基礎と応用、ネットワークと先端技術を体系的に学べるこのカリキュラムは、先端技術に携わる基礎素養と現場で通用する実践力を体系的に身に付けることができると期待しています。

Facility施設紹介

  • 「枚方」にそびえ立つ
    広大なキャンパス。

    大阪北東部に位置する広大なキャンパスには、情報科学に関する施設が充実しています。
    閑静な住宅街に囲まれた落ち着いた環境で、学修や課外活動ができます。

    枚方キャンパスの画像
  • 社会とつながり、未来を変える
    「DXフィールド」が誕生

    スマートモビリティサービスの実践的研究・教育・学内ベンチャー発祥の拠点とします。実世界の情報を収集・データ分析後、バーチャル空間における再現等の教育・研究を行う情報科学部における多様な探究と視点に立った学理追求を行い、豊かな創造性を育ませる源となるにふさわしい施設として整備しています。

    DXフィールドの画像

Q&Aよくあるご質問

  • 実世界情報学科は、どのような学科ですか?他学科と比べてどのような特徴がありますか。
    実世界で起きている様々な課題を情報科学技術で解決する力を身につける学科です。プログラミングやAIを活用するスキルが身につく点は情報科学部共通ですが、実世界情報学科では、実世界の課題を対象にAIを始めとする情報科学技術をドローン・ロボットや様々な環境機器の制御に使うなどの応用的な取り組みに特長があります。
  • 新しい学科ですが、どのような就職先になりますか?
    新設学科ですが情報科学部全体としての就職支援が行われますので、これまでの実績どおりの高い就職率(98.8%:2023年)を見込んでいます。プログラミングやAI活用のスキルが活かせるIT(情報技術)企業やソフトウェア開発企業をはじめとして、IoT(モノのインターネット)を活用する電子機器製造企業などが想定されます。
  • ドローンの操縦についてどのような技術を身につけることができますか?
    実世界情報入門等の授業でドローンを操縦するために必要な法律や操縦技術の基礎を学ぶことができ、また、研究プロジェクトに参加して、連携しているドローンスクールから学科試験や操縦技術に関するアドバイス等を受けることや、新施設のDXフィールドを活用することでドローンの操縦技術を練習することができます。それらを通じて訓練を積めば、国家資格である「無人航空機の操縦者技能証明制度(操縦ライセンス制度)」も目指すことができます。
  • 学費、キャンパスまでのアクセス、入試関連情報を教えてください。
    本学入試ページをご覧ください。

Contactお問い合わせ・アクセス

枚方キャンパスの画像

情報科学部事務室枚方キャンパス1号館1階

Tel:072-866-5301
Fax:072-866-8302

受付時間:平日9:00〜17:00
夏期・冬期休業期間中のお問い合わせには、回答にお時間を頂く場合があります。