得意な数学や物理学の学修を
次世代トランジスタの研究に活用

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私が本学に進学したのは、就職にとても力を入れていたからです。私も就職活動では、履歴書の校閲や面接練習など、何回も就職課の方々のサポートを受けました。それで実際の面接も緊張をあまり感じることなく突破できたのだと思います。

学修面でも本学は、自分の興味がある分野にとことん打ち込める環境が整っています。そのため、私はプログラミングなどよりも好きだった数学や物理学に関わる数理応用システム研究室を選択しました。他大学とも共同で研究を行っており、大きなスケールで取り組めることも魅力でした。私が取り組んだのは次世代トランジスタ(電子回路内の重要な部品)をシミュレーション上で作成し、中性子入射を行いエラーの影響を評価する研究です。今やトランジスタは何層も積み重ねる高集積化が進み、サイズもナノレベルです。そうした極小サイズでは、分子の振る舞いが性能に大きな影響を与えます。私の研究結果は、他の研究者に引用されると聞き、とても嬉しく思っています。

また、研究室の発表には、海外の方が来られることもあり、とてもやりがいを感じて研究に没頭することができました。本学科には、さまざまな研究室、研究内容があるので、きっと興味が持てる分野が見つかると思います。

課外活動では、軽音楽部の部長を経験し、チームをまとめたり、リーダーシップを発揮する機会に恵まれました。学修で得た知識とクラブ活動の経験を生かして、社会に出てからは、プロジェクトリーダーやマネージャを目指して頑張りたいと思っています。