アプリ開発や国際PBLで得た柔軟な思考を、
生活インフラを支える業務で生かす

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本学科での学びを振り返ると、プログラミングを中心にCGや画像、音声など、私たちの身近にあることを総合的に学修できることが魅力的でした。そのなかで自分の好きなことや得意なことを絞り込み、より深い知識を得て体験的に学べるのは本学科の強みにもなっています。もともと私はITの知識を得て、それを生かした仕事に就くことを目的として本学科を選んだので、学修内容、内定先ともに自分の目標を達成できたと感じています。

これまでの学習で印象的だったのは、3年次のゼミで行った就職支援アプリの開発です。これは、志望する会社の名前や住所、最寄駅、面接時刻などの情報を登録・編集し、就職活動をスケジューリングできるアプリです。ゼミでは最低限の機能の明示があっただけで、要件定義から実装まで全てを一人で行いました。最終的にはゼミ生によってデザインや機能など、いろいろな違いが出る興味深い開発となりました。また、国際PBLに参加して韓国の学生とゴミ問題について考察したことも自分の成長につながりました。韓国の学生は芸術を学んでおり、全く視点が異なります。チームで結果をまとめるのには、言葉の壁もありましたが、異文化コミュニケーションの体験は、新しい人や知識との出会いに生かせると思います。ゼミではヒューマンインターフェースに興味を持ち、身体動作や視線動作、販売するコンピュータキャラクターの性格が、買う人の購買意欲に及ぼす影響についてCGを用いて研究しました。

自分のやりたいこと、勉強したいこととはいえ、こなしてゆくのは簡単ではありませんが、本学科では同じことを学んでいる学生の連帯感や先生のサポートもあり、目標に向かって進むことができると感じています。

内定先では生活インフラに関わる業務に取り組んでいきます。情報システムの知見だけでなく、柔軟な思考でより良い社会づくりに貢献したいと考えています。