難関の弁理士資格を取得できたのは
専門分野を広く深く学んだから

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私が知的財産学科を選んだのは、他大学の法学系カリキュラムにない広範囲な専門分野を1年次から学ぶことができたからです。また、弁理士合格に向けて、講座やサークルなど、学科全体でサポートしていただける体制が整っていたことにも魅力を感じました。

確かに弁理士の資格取得は容易ではありません。私も数点差で不合格となった過去があり、とても悔しい思いをしたことがありました。けれども、先生の助言や励ましで前向きになり、勉強を続けることができたのです。図書館には知的財産に関する本が数多くあり、そうした環境を最大限に利用することで念願の合格を勝ち取ることができました。本学科で身に付いたのは、専門的な知識に加えて、やはり諦めずにやり遂げるメンタルの強さ。知的財産学を専門的に学んだ自信が、そのバックボーンになっているのだと思います。

また、オープンキャンパスで高校生に本学科を説明する機会があったこともコミュニケーションのスキルアップになりました。準備から実施まで、相手の立場で考えるのは、貴重な体験で将来生かせると思います。

大学院では、知的財産権について深く学び、将来は企業の知財部門で働くことを目標にしています。資格だけでなく、学部時代に学んだ企業内の知財管理や戦略立案などの知識も併せて生かせると考えています。