弁理士を目指して入学し、3年次で弁理士試験に合格
ビジネスの世界で、知的財産に関する知識を活用するために

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入学前、“なにかの専門家”になりたいという漠然とした気持ちと、高校の先生からのすすめで、大阪工業大学の知的財産学部のことを知り、オープンキャンパスに参加しました。そこで、弁理士という専門職に惹かれ、帰り道に弁理士に関する書籍を購入。この大学で専門的に学びたい!と、ただ勉強するのではなく、明確な目標を持って学ぶことを決めた瞬間でした。

入学後は特許法をはじめとする知的財産に関する法律や、民法・民事訴訟法など基礎的な法的知識の他、経営・経済等にわたり、幅広く総合的に学習しました。また、弁理士を目指す学生が参加する「知財塾」や、専門の先生が講師として講義する「弁理士受験会」に参加し、一心に勉強を重ねた結果、3年次に弁理士試験に合格することができました。
大学院への進学後、弁理士の専門知識を企業経営やマネジメントに活かすため、世界の知的財産法や企業がグローバルに活動するための知識、知財戦略のための契約書作成・交渉術などを学んできました。
学部時代には、本を利用した飲食店メニューの法的課題に対するプロジェクトや常翔学園中学校で中学生に向けての中高大連携授業に参加し、大学院時代には、メキシコからのJICA研修生の研究支援や特許事務所でのアルバイトを経験するなど、様々な実践的な経験を通して自分の成長を感じることができました。

こうした学びを経て、花王株式会社に内定。「豊かな共生世界を実現する」という企業の使命に深く共感したことに加え、同社の知的財産戦略に強い興味を抱いています。
常に先の未来を見据え、自らの経験を後世に伝えられるような人材になることが今後の目標です。そのために、今まで以上に学び、挑戦を続けていきたいと考えています。