ネットワーク工学の知識を
情報インフラの仕事で発揮したい

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進学時、電子工学と情報システム工学の幅広い学びができると考えて本学科を選択しました。1年次に受けた課外授業のシスコ・ネットワーキングアカデミーでネットワーク構築が自分に合っていると感じて以降は、その分野を軸として学びを深くしていきました。

特に3年次のエレクトロニクスプラクティスでは企業の社内ネットワークづくりを実践さながらに経験することができました。基本設定を行い実機で取り組んだので、手順や必要な機器の把握、プログラムなど、それまで学んだ知識を総動員して完成させました。このとき、私はチームのリーダーだったので進捗管理やメンバーをまとめることなど、対人スキルも高めることができました。

通信システム研究室に配属され、卒業論文ではネットワークを情報インフラの視点で研究しました。スマートフォンなどで位置情報システムは2次元的に使われていますが、ビルや地下では、正確なことはわかりません。異種の無線信号を用いると、そうした3次元での活用が可能になるのです。

また、本学科の国際PBLに参加したこともコミュニケーションやものづくりで自信を深める機会になりました。台湾や中国の学生と共同で水上ロボットを動かす取り組みで、このとき私はロボットが目的に応じた動作を行うようにプログラミングを担当しました。英語でのやりとりや異文化の理解など、とても貴重な体験となりました。