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枚方産学公連携プラットフォーム主催「健康沿線トークカフェ」を開催しました

2019.09.09

  • ヘッドマウントディスプレイを用いたVR体験 ヘッドマウントディスプレイを用いたVR体験
  • 講演する矢野准教授 講演する矢野准教授

 8月10日、枚方産学公連携プラットフォームが進める事業の一つとして「健康沿線トークカフェ」を関西医科大学で開催しました。このイベントは、健康寿命を延ばすためには何が必要か、何をしなければならないかを、現場で働く医療従事者らとともに考える機会とすることを目的として開催したものです。
 「京阪沿線をもっと健康沿線に!~沿線の大学に今できること~」をメインテーマに、枚方産学公連携プラットフォームに参画している本学、摂南大学、大阪歯科大学、関西医科大学の教員および資生堂ジャパン株式会社近畿支社のビューティセラピストから話題提供がありました。
 本学からは、情報科学部ネットワークデザイン学科 矢野浩二朗 准教授が「仮想現実(VR)が拓く未来の教育と医療」と題して講演しました。ヘッドマウントディスプレイを用いたVR(Virtual Reality)体験環境の実演やVRコンテンツの作成方法を説明した後、VR技術の医学・教育分野への応用について話がありました。
 VRの世界で医療機器の扱い方を訓練し、実際の治療に役立てている事例や、筋電を測定し、わずかな動きを大きな動きに変換することで患者の刺激となり、リハビリの効果が上がった事例、VRの世界で起こった行動変容が実生活の行動をも変えた事例、VRで認知症を体験し、患者の気持ちに立つことで共感が得られることなどを紹介しました。