ネットワークデザイン学科
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「ワタリガニ養殖のスマート水産に取り組む学生の成長ストーリー」がYouTubeに掲載されました

ネットワークデザイン学科
セキュリティや
コミュニケーションソフトウェアに強い
情報のスペシャリストを育成します。
スマートフォンやネットショッピングなど、
私たちの生活に欠かせなくなった、ネットワーク・通信技術。
ネットワークデザイン学科では、
あらゆる分野・産業のライフラインとなる
情報技術を基礎から学び、充実した演習を通して
現代社会を支えるための“活きた技術”が身につきます。


セキュリティやコミュニケーションソフトウェアの学びでは実践が大切です。プログラミングできるLEGOブロックのロボットを自律走行させたり、Webサイトの制作やサイバー攻撃の対策など、多彩な演習で実力を高めます。
しっかり身につく学びのステップ
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Step1
入学後すぐ、コンピュータの使い方やプログラムに慣れる演習が始まります。先生とサポーターの上級生がちょっとした疑問にもすぐに答えてくれ、ぐんぐん力が付きます。
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Step2
2年生からは専門性を高めます。情報システムを安全・安心に使うためのネットワーク技術やセキュリティ技術を学びます。メッセージをやり取りするコミュニケーションソフトウェア技術や、Web・クラウド技術を身につけます。
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Step3
3年生になると研究室に所属します。セキュリティや情報ネットワーク、人工知能や画像処理などが専門の先生の研究室で最先端技術を学び、4年生の卒業研究に進みます。
スキルアップに繋がる!
授業での学びをすぐ実践できる!
「やってみよう」の気持ちを最も大切に、
イベント参加や卒業研究の学会発表を推進しています。
教員・先輩・同期や後輩たちと一緒に、無限の可能性にチャレンジできます。
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セキュリティ勉強会
一流企業や国の機関と連携したネットワーク・セキュリティの実践的な勉強会を開催しています。
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プロジェクト
企業のエンジニアも参加する5分間トーク大会や、様々な学外のアイデアコンテストにも学生チームが参加しています。
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研究発表
卒業研究発表だけでなく学会発表も盛んで、社会人に欠かせないプレゼン能力を培います。国際学会で英語プレゼンに挑戦する先輩も少なくありません。

ネットワークデザイン学科の研究室探訪
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研究室の日常や取り組んでいる研究について学生がレポートします。
More

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「ワタリガニ養殖のスマート水産に取り組む学生の成長ストーリー」がYouTubeに掲載されました
サイバーヒューマンシステム研究室 大学院修士1年の中島颯太さんが取り組んでいるワタリガニ養殖のスマート化プロジェクトがYouTubeビデオになりました。中島さんは情報科学技術を机上のものではなく、実世界(現実世界)に適用して養殖現場で役立つ技術を開発しています。これまで人手で行っていた水質管理やカニの状態の観察などの作業をカメラやセンサーから得たデータ分析により自動化することで、大幅な省力化を目指しています。この取り組みは国内だけでなく、海外で養殖に取り組む企業・大学とも連携して、国際的な活動となっています。
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インテリジェントメディア通信研究室の大学院生が国際学会で発表
大学院修士1年の古川龍君が、IEEE(米国電気電子学会)主催の国際会議で研究成果を発表しました。古川君の研究は人工知能に対するセキュリティ技術に関するものです。人工知能の心臓部にあたる深層学習器に対して、誰が開発したのかを示す情報を埋め込む研究において、世代管理の手法を提案しました。これにより、最初の深層学習器に手を加えた派生版を開発した人も「著作者」として示すことが可能となり、深層学習器の合法的な二次利用を促進する基盤技術となります。
Ryu Furukawa and Shigeyuki Sakazawa, "Generation Management of White-Box DNN Model Watermarking", Proc. IEEE GCCE2023, pp.803-804, 2023. -
夏期休暇中にネットワークデザイン学科主催のSIer・セキュリティ講座を2種類開催しました
2022年度に引き続き、2023年9月5日に、「SIer お仕事編セミナー」を開催しました。SIer (エスアイヤー: お客様の業務を把握・分析し、課題解決のための提案、情報システム設計、開発、運用・保守を行う企業)における代表的な仕事であるセキュリティオペレーションセンター、ネットワーク技術者、ファシリティ関連(電源ケーブルやネットワークケーブルの配線、サーバコンピュータを冷却する空気の流れ等の計画・制御)の業務内容について、現役の企業のネットワーク・セキュリティエンジニアがオンラインで90分程度の講義を行いました。SIerの仕事に興味のある学生17名が参加しました。
2023年9月12日〜14日には、脆弱性(情報セキュリティ上の欠陥のこと)を持つWebサーバにアクセスし、実習形式でWebサイト等の情報セキュリティについて3日間連続で16名が学習しました。
実習形式の講座では、「授業で学習して知識としては知っていたが、実際にWebサイトへの攻撃を行って、攻撃手法や防御対策について深く理解できた。」等の声が聞かれ、セキュリティに対するより深い技術を習得できたようです。
ネットワークデザイン学科では、このような課外講座を今後も毎年開催していきたいと考えています。 -
夏期休暇中に奈良県川上村でフィールドワークを行いました
ネットワークデザイン学科通信方式研究室では、奈良県川上村で桜ライブキャストやフリーWiFiサービスなど、地域連携の事業を数多く手掛けて多くの方々に利用いただいています。今回は夏休みを利用してゼミ生が現地機材の手入れを行うフィールドワークを実施しました。バッテリー交換や屋外センサーの清掃などが中心ですが、中には地域住民の方々の人命を守るシステムの更新もあり、ゼミ生は緊張感をもって作業を進めました。防犯に関わるシステムのアドバイスなども行い、情報インフラの学問を学ぶ学科メンバーとして責任ある姿勢で地域連携先に貢献できたと考えています。
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「学生と教員で共創する生成AI活用ワークショップ」を開催しました
2023年7月5日、ネットワークデザイン学科において「学生と教員で共創する生成AI活用ワークショップ」を開催しました。学生23人と教員9人が参加し、ChatGPTのような生成AIをどのように教育・研究活動に活かすかについて議論しました。
最初に教員4人と学生3名が、授業や普段の生活での生成AIの活用事例や懸念点等を発表しました。次に、学生と教員からなるグループに分かれ、各グループで「生成AIの大学教育での使用に対する是非とその理由、大学教育において成長につながる使用方法」についてディスカッションを行いました。ディスカッションでは、使用に対しては概ね賛成であるが、自分の成長にどのように繋げていくかについて多くの意見が交わされました。
生成AIが急速に進化する中で、学生にとって良い学びをどのように創るか、これは学生と教員が連携して一緒に考えていく重要な課題です。このワークショップは、生成AIという新しい技術を活用しながら、自分たちの学びをより深く、より楽しくするための一歩となりました。 -
第18回情報危機管理コンテスト 決勝戦進出
「情報危機管理コンテスト」はセキュリティ技術を競うコンテストです。「サイバー犯罪に関するシンポジウム」に併設され、多くの省庁、学会や企業等が後援・協賛しています。今般、情報セキュリティ研究室 修士1年の猪飼人大君と田口涼将君、学部4年の橋本優亜斗君、柚木翔太君がチームを組んで参加しました。一次予選では、セキュリティコンサルタントとなって、セキュリティインシデントの分析や対応をレポートとしてまとめました。二次予選と決勝戦では、ネットワーク環境下で、現実的なインシデントが次々に発生し、これに臨機応変に対応するトラブルシューティング技術を競いました。
今年は24チームが参加し、一次予選、二次予選を通過した5チームが、決勝戦開催地の白浜に招待されました。情報科学部からの参加は3回目で、今年は初の決勝戦進出でした。決勝戦の進め方や対応の経験やノウハウがなく、戸惑うこともありましたが、準備を重ねて善戦しました。コンテスト決勝戦に参加した他大学の学生や、シンポジウム参加者との交流は貴重な経験になりました。
第18回情報危機管理コンテストの詳細はこちらをご覧ください。 -
サイバーヒューマンシステム研究室の学部生が研究発表
サイバーヒューマンシステム研究室の4年生 角谷大樹さんが情報処理学会第85回全国大会において「ドローンエデュテインメントにおける自動位置調整機能」のオンライン発表を行いました。この研究では、風の影響でトイドローンの位置がずれてしまう問題に対して、色付きARマーカーをOpenCVで処理して、ドローンの位置調整を自動で行う機能を提案・実装しました。そして、この機能は、小学生たちが参加するドローンイベント「チーム対抗ドローン体験」で実際に活用されました。
角谷大樹, 樫原茂, "ドローンエデュテインメントにおける自動位置調整機能," 情報処理学会第85回全国大会, 5ZJ-04, pp.4_721-722, 2023年3月. -
ハサヌディン大学からの交換留学生の成果報告会
大阪工業大学協定校のハサヌディン大学(インドネシアの国立大学)の交換留学生2名(Mr. RiswandiとMr. Juan Jimmy Dwiangga AL)がネットワークデザイン学科滞在中に実施した研究開発の成果報告会を行いました。Riswandiさんはエアロポニックスという、土を使わずに空気や霧の環境で植物を育てる新しい方法に関するデータ管理システムを、JuanさんはMobileNetV2という技術を使ってワタリガニの脱皮を検知する方法を研究しました。また、ハサヌディン大学から毎年交換留学生が来ることになりましたので、学内の国際化が急速に進んでいます。
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ネットワークデザイン学科現役学生やOBらがJANOG51 Meetingで活躍
通信方式研究室の村久木優希さんとネットワークデザイン学科2年生の塩野由依さんが『JANOG51 Meeting』の運営スタッフとして活躍しました。JANOG Meetingはインターネット技術者を対象とした国内最大級のカンファレンスで、毎回2000名もの現役エンジニアが全国から集まります。
今回、2人は初心者向け競技部門(NETCON)を担当しました。 会議全体は50名あまりのエキスパートや大学生がスタッフを務めましたが、実行委員長の嶋 勝也さんをはじめ、通信方式研究室のOBらが今回、大活躍でした。全国規模の大規模カンファレンスながら、実に7人にひとりの割合の委員が研究室OBや学科学生で占められ、同窓生のコネクションをフル活用して大会の成功に貢献しました。大規模な会議の運営を経験した2人の更なる活躍が期待されます。
JANOG (JApan Network Operators' Group)の詳細はこちらをご覧ください。 -
学生・大学院生の研究・アイデア発表会「SAND PITCH」で発表
2022年12月22日(木)に梅田キャンパスXportで開催された学生・大学院生の研究・アイデア発表会「SAND PITCH With START」において、サイバーヒューマンシステム研究室の4年生 藤本真己さんと森井満優子さんが「サク×サクやん〜コノハナサクヤ〜」と題して、エディブルフラワー栽培キットのビジネスモデルの発表を行いました。本イベントは、外部の方も参加しており、起業に向けての意見交換や考え方などの実践的なノウハウを習得できるとても良い機会です。本学部では、情報科学技術を学び、研究活動を通して、さらにそれらを社会に対してどのように還元・貢献していくかまでをトータルに学べる多くの機会があります。
本イベント記事はこちらをご覧ください。 -
枚方市農業まつりへ出展! ネットワークデザイン学科と摂南大学農学部食品栄養学科の学生連携
2022年12月3日(日)に枚方市ニッペパーク岡東中央で開催された「枚方市農業まつり」に、大阪工業大学情報科学部ネットワークデザイン学科の学生(1,3,4年生)と摂南大学農学部食品栄養学科の学生(1-3年生)が連携して出展しました。現在、研究開発している「IoTを用いたエディブルフラワー栽培キット」を展示し、さらに「オリジナルで作成したエディブルフラワーを用いたレシピ本とクッキー」を配布しました。晴天に恵まれ、多くの来場者に足を運んでいただき、大好評のうちに終了することができました。本展示を行うにあたって、枚方市農業振興課様、JA北河内様をはじめ、多くの方々のご支援いただき実施することができました。今後も実社会と繋がりながら、さまざまな実践的な活動を行っていきます。
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ネットワークデザイン学科の学生がオージス総研のコンテストでゲスト審査員賞を獲得
ネットワークデザイン学科の4年生(林一志君、猪飼人大君、大平都雲君、森井満優子さん)が、オージス総研が主催する第13回OGIS-RI Software Challenge Award (*)でゲスト審査員賞を受賞しました。 オージス総研は大阪ガスグループのIT戦略事業会社で、IT業界の振興のために特に学生が活躍できる大会として本コンテストを運営されています。今年のテーマは「しきる」ソフトウェアで、林君たちは中高生の教育現場で使えるセキュリティ学習ツールを提案しました。その提案の随所に「しきる」コンセプトを導入するだけでなく、高校の情報教育が抱える専門教員不足の問題を解決し、さらに初学者向けにノーコードでパスワード攻撃を体験する工夫を加えた点が高く評価されました。
(*)審査結果のページで、チーム名「西の国会疑似堂」として掲示されています。
本選レポートも併せてご覧ください。 -
サイバーヒューマンシステム研究室の学部4年生が国際会議で発表
サイバーヒューマンシステム研究室の学部4年生 中島颯太さんが第一著者である論文「IoT-Based Experimental Aquarium Environment for Observing Crabs」が国際会議 The 2022 IEEE International Conference on Internet of Things and Intelligence System (IoTaIS 2022) において採録され、発表を行いました。本研究は、ハサヌディン大学(インドネシア)と共同で実施している研究で、ワタリガニ養殖のDX化を目指しています。初めての英語のプレゼンテーションなどで準備に十分な時間を費やした結果、多くのことを得ることできました。今回はコロナの関係上、残念ながらオンラインでの参加になりましたが、次回は現地参加を楽しみにしています。
Sota Nakajima, Daiki Sumiya, Mayuko Morii, Nobuaki Mizutani, Akitsugu Shimano, Muhammad Niswar and Shigeru Kashihara, "IoT-Based Experimental Aquarium Environment for Observing Crabs,” Proc. of The 2022 IEEE International Conference on Internet of Things and Intelligence System (IoTaIS 2022), pp.317-321, November 2022. -
MWSCup2022のDFIR部門で優勝
情報処理学会のコンピュータセキュリティ研究会が主催するマルウェア分析コンテストMWSCup2022(2022.10.25、熊本ホール)に、情報セキュリティ研究室の修士1年 松浦慎太朗君、学部4年田口涼将君、小園佑弥君、猪飼人大君と、3年中西陽路君、2年弥代虎太朗君が参加しました。今年は14チーム77名が参戦、大阪工業大学は昨年に引き続き2度目の参加です。今年はハッカソン、マルウェアの静的解析、表層解析、DFIR(デジタルフォレンジック・インシデントレスポンス)の4部門で競いました。DFIRとはPCやサーバ、ネットワーク機器等における多様な痕跡をたどり、インシデントの発生原因や経路、被害範囲の把握する技術で、近年重要性が増しています。今年はこのDFIR部門でダントツの第一位に輝きました。社会人も多く参加する中で、日頃から培ってきた力を発揮し、活躍しました。
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北山祭で大阪工業大学校友会会長賞を受賞
2022年11月3日に開催された大阪工業大学情報科学部大学祭である「北山祭」において、サイバーヒューマンシステム研究室が「大阪工業大学校友会会長賞」を受賞しました。日頃の研究室の活動が評価されましたことを研究室メンバ全員嬉しく思います。北山祭での研究室紹介に向けて、ドローン、エディブルフラワー栽培、ワタリガニの養殖、LoRaを用いた通信に関わる研究、AIを用いたアプリケーションなど多岐にわたる研究内容をどのように分かりやすく伝えるかなどを工夫してきました。今後も、大学で学んだこと存分に活かして、社会に貢献できる研究活動を進めていきます。
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インテリジェントメディア通信研究室の大学院生が国際学会で発表
大学院修士2年の小島将弘君が、 IEEE(米国電気電子学会)主催の国際会議で研究成果を発表しました(2022年10月18日)。 小島君はIoT(モノのインターネット)を使いやすくするために異なるメーカーの装置であっても組み合わせて利用できる相互接続技術を開発し、 その内容をまとめた論文が国際学会に採録されました。
Masahiro Kojima and Shigeyuki Sakazawa, "Building an IoT Interoperable System Based on the W3C Web of Things Standard", Proc. IEEE GCCE 2022, pp.182-183, 2022. -
アサネ・セック・ジガンショール大学(セネガル)のアベル先生との交流
アサネ・セック・ジガンショール大学(セネガル)のアベル先生が、サイバーヒューマンシステム研究室に招聘教員として滞在しました。セネガルの公用語はフランス語ですが、アベル先生は英語も話せますので、学生は自己紹介や自分の研究内容について議論を英語で行いました。グローバルな視点で考える力などを養えるよう、今後も海外の大学と連携して研究活動を行っていきます。
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インテリジェントメディア通信研究室の学生がソイチャレアイデアソンで受賞
ネットワークデザイン学科3年生の岩本 颯太君、坂上 蓮旺君、瀧本 雅斗君、西 銀士郎君と、1年生の安尾 亜咲果さんのチームが、ソーシャル・オープンイノベーションチャレンジ2022のアイデアソンで大阪商工会議所賞とステークホルダー賞を受賞しました。枚方市香里ケ丘で実施されているプレーパークイベントにおいて、入退場や遊具利用状況をBluetoothビーコンによって自動管理するシステムを提案し、イベント運営者や利用者にとって使いやすくする工夫を凝らした点が高く評価されました。
また、3年生の濱中 俊輔君、牧野 元哉君、森本 展彰君、山本 純也君、竹林 湧祐君と、1年生の山下 萌夏さんのチームも、同アイデアソンでステークホルダー賞を受賞しました。水都大阪プロジェクトにおいて、道頓堀川などの大阪の水辺に若い人たちを呼び込むために「映える」写真を撮るためのARカメラアプリを提案した成果です。2チームとも、現地調査をしっかりと行い、それを提案に反映したことが受賞につながりました。 -
画像情報処理研究室の学生がソイチャレアイデアソンで受賞
ネットワークデザイン学科3年生の奥田光君、馬越悠太君、長島美輝さんのチームが、ソーシャル・オープンイノベーションチャレンジ2022のアイデアソンでステークホルダー賞を受賞しました。奥田君ら3名は、ひらかたプレーパーク実行委員会が開催している子供の屋外活動における適正な参加人数の把握という課題に取り組み、QRコードを利用しつつ子供が楽しみながら積極的に入退場システムを利用してくれる方法を提案しました。いずれの学生も、研究室に配属されてから自主的にチームで困難な課題に取り組んだ結果が評価され、栄誉を得ることができました。
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夏期休暇中にネットワークデザイン学科主催のセキュリティ講座を2種類開催しました
2022年9月1日に、「情報セキュリティ お仕事編セミナー」を開催しました。セキュリティアナリストという仕事の内容について、現役の企業のセキュリティアナリストがオンラインで30分程度の講義を行いました。情報セキュリティ関連の仕事に興味のある学生26名が参加しました。
2022年9月12日〜15日には、脆弱性(情報セキュリティ上の欠陥のこと)を持つWebサーバにアクセスし、実習形式でWebサイト等の情報セキュリティについて4日間連続で22名が学習しました。
実習形式の講座では、「実際に攻撃を行って、どのようなことができてしまうのか、またどのような対策をしなければいけないのかを理解できた。」等の声が聞かれ、セキュリティに対する理解が深まったようです。
ネットワークデザイン学科では、このような課外講座を今後も開催していきたいと考えています。 -
地域連携のフィールドワークを行いました
通信方式研究室では、本学と連携協定を結ぶ奈良県川上村で集客や防災目的のプロジェクトを数多く展開しています。今般、現地に設置した多数のIoT機器を夏休み中にゼミ生が総出で手入れに出かけました。
作業は活躍中の「桜ライブキャスト」のライブ動画カメラや公共施設に設置したフリーWiFi接続サービスの機能向上を図ったり、新たに始めた案件の動作テストなどを1泊2日で行いました。気象観測センサーの掃除など地味な作業もありますが、多くの人から信頼と感謝をいただくシステムを安心して使っていただくには欠かせない作業です。
今回はいつもお世話になるコテージで3年ぶりに自炊の宿泊体験も交え、参加者が互いの意外な特技やキャラクターを再発見するなど、ゼミ生同士の親交を深める役割も果たしました。 -
情報セキュリティ研究室の学生が学会の賞を受賞
3年振りに対面で開催された電気学会電子・情報・システム部門大会において、大学院修士1年の馬野智充君が研究成果を発表し、優秀ポスター賞を受賞しました。
馬野君は、IoTシステムの接続不備等を検出できるシステム安全分析手法である「STAMP/STPA」の研究に取り組んでいます。今回は状態遷移モデルの適用等によって、STAMP/STPAの分析処理を自動化するシミュレータの開発と検証について発表しました。発表会場では、リスク分析の重要性が高まる中、分析初級者を支援する本開発を応援するコメントも寄せられました。
馬野,福澤,”システム安全解析手法STAMP/STPAと状態遷移モデルによるハザードシナリオの導出手法”,2022年電気学会電子・情報・システム部門大会,PS7-9,pp1539-1540(発表日2022年8月31日) -
梅田キャンパスでLT大会を開催しました
2022年8月29日(月)に、梅田キャンパスにおいて学生が企画・運営するLT大会を開催しました。LTとは、ライトニング・トークの略で、5分程度の短い時間で、開発事例や考察したことなどの各々が興味を持っている内容を次々と発表していくイベントです。本学学生から6件、学外の社会人の方からの発表が2件あり、人工知能の応用、セキュリティコンテストの参加報告、IoTの通信とインターネットの仕組みの解説に至るまで、ネットワークデザイン学科ならではの様々な発表がありました。参加者は、学生24名、社会人5名、教員4名で、発表後に社会人の方と学生の交流ができるなど、盛況でした。
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学部4年生と修士学生が技術講習会を開催しました
通信方式研究室に所属する4年生と修士学生が中心となり、新入生などを対象とした情報ネットワーク技術の実践的な講習会(NFSS: Network First Step Seminar)を開催しました。この企画は有志学生による自発的なボランティア活動で、ゴールデンウィーク明けからの8週間にわたり、全くの初心者を対象としてPCのネットワーク設定からルーターの設定、動的ルーティングプロトコルの解釈やグループワークまでを含む本格的なハンズオン講座となりました。