ネットワークデザイン学科
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VR活用の新しい授業スタイルの紹介(学外のサイトへジャンプします)
(1)情報技術スペシャリストを育てます
(2)就職について
(3)研究・プロジェクトについて
情報技術スペシャリストを育てます
充実した演習/社会で通用するプログラミング能力
入学後すぐに、コンピュータの使い方から始まって、プログラムに慣れるための演習を開始します。
1年生の後期からは、さらに時間をとったプログラミング演習が始まり、その後もファイル圧縮や円周率πを高精度計算するプログラム開発など充実した演習が継続します。
先生だけでなく、先輩の学生がサポーターとして、ちょっとした疑問にもすぐに答えてくれるので、ぐんぐん力が付きます。
専門の強み/サイバーセキュリティ、ネットワーク・クラウド技術とコミュニケーション・ソフトウェア
2年生からは、専門の強みをトッピングしていきます。情報システムを安全、安心に利活用するためのネットワーク技術、セキュリティ対策技術を学びます。その上に立って、メッセージをやり取りするコミュニケーション・ソフトウェア技術や、Web・クラウド技術を身に付けることができます。
就職について
大阪工業大学ならではの高い就職率
ネットワークデザイン学科の2020年度就職率実績は97.5%。ゼミの先生や就職課など大学を挙げて皆さんの就職を支援します。
関西や日本を代表する会社への就職実績
2019〜2021年度に卒業生が就職した企業例
ア行-
NECソリューションイノベータ、NECネッツエスアイ、NECフィールディング、NECプラットフォームズ
NRIセキュアテクノロジーズ
NTT西日本、NTTコミュニケーションズ、NTTコムウェア、NTT西日本ビジネスフロントNTTデータ・グローバルソリューションズ、NTTデータSBC、NTTデータセキスイシステムズ、NTTデータニューソン、NTTドコモ、NTTフィールドテクノ、NTTデータ関西
SCSK
伊藤忠テクノソリューションズ
インターネットイニシアティブ
MS&ADシステムズ
オプテージ
カ行-
関西電力、関電システムズ
京セラコミュニケーションシステム
近畿産業信用組合
クオリカ
グローリー
ケンコーマヨネーズ
コムシス
コナミアミューズメント
サ行-
さくらインターネット
さくらケーシーエス
シャープマーケティングジャパン
ジョリーパスタ
Sky
タ行-
ダイワボウ情報システム
デンソーテクノ、デンソーテン
ドコモ・データコム、ドコモCS関西
ナ行-
ネットワンシステムズ
ハ行-
日立ICTビジネスサービス、日立システムズ、日立システムズネットワークス、日立ソリューションズ・クリエイト、日立ソリューションズ・テクノロジー、日立造船
ファミリーマート
フジキン
富士ソフト
富士通ネットワークソリューションズ
扶桑電通
船井電機
マ行-
三菱電機、三菱電機インフォメーションネットワーク、三菱電機コントロールソフトウェア、三菱電機システムサービス
ミライト、ミライト・テクノロジーズ
メイテック
ラ行-
栗菱コンピューターズ
公務員-
防衛省 陸上自衛隊
奈良県庁
尼崎市中学校
研究・プロジェクトについて
学生が活躍する機会が多数あります
誰でも「やってみよう」という気持ちさえあれば、イベントに参加したり、卒業研究を学会で発表したり、無限の可能性があります。先生や先輩や同期の仲間たちが支援してくれます。
事例紹介
デジタル教材開発プロジェクトが取材を受けました
情報科学部の学生プロジェクト「デジタル教材開発プロジェクト(略称: スマラボ)」とNHKエデュケーショナル(NED)が共同で開発を行ったVR食育教材について、 日本農業新聞から取材を受けました(2022年3月30日最終面に掲載)。 新型コロナウイルスの影響で食育の体験の場が奪われており、デジタルの力を使って新しいアプローチで食や農への理解を深める方法についてご紹介いただきました。
スマラボでは、デジタル教材づくりに加え、学生さん自身が子どもたちに体験の場を提供することで、アプリ開発に重要な、実際のユーザー体験についての学びを深めつつ社会貢献を行っています。とくにVR食育教材では、Eテレの様々なコンテンツを作っているNEDのスタッフの方と仕事をすることで、子どもたちに喜ばれる教材づくりについて直接知ることができ、素晴らしい機会になりました。MWSCup2021 事前課題部門でベスト3!!
情報処理学会のコンピュータセキュリティ研究会が主催するマルウェア分析コンぺティションMWSCupに、情報セキュリティ研究室の4回生田中颯人君、深谷秀利君、松浦慎太朗君、3回生猪飼人大君、田口涼将君と、2回生の中西陽路君が参加しました。事前課題として夏から開発に取り組んだ「GPC Checker」は、17チーム中ベスト3で優秀賞(副賞: Tシャツ)を獲得し、成果をプレゼンする機会を得ました。GPCとはユーザがWebサーバに対しアクセスの追跡拒否を要求できるようにする仕様です。「GPC Checker」は、サーバがGPC仕様に対応しているかどうかを、Google検索と同時に確認できる機能です。プライバシー保護の社会要請に対応し、発展途上のGPCに着目して、ブラウザの拡張機能と独立したサーバで実現したことが高く評価されました。また、マルウェア分析競技では難読化、静的、表層、フォレンジックの解析4課題に分担して取り組みました。社会人や修士学生も多く参加する中で、学部生だけの若いチームが力を発揮し、活躍しました。
小学生向けミニドローン体験イベントを実施
サイバーヒューマンシステム研究室4年生 早川昌親さんはミニドローンを用いた頭と体とチームワークを要する新たなドローン教育に関する卒業研究に取り組んでいます。提案内容を実践的に評価するため、2021年11月に大阪府四條畷市のサッカースクールの小学5・6年生を対象に、提案したARマーカーを用いたドローン飛行の体験プログラムを実施しました。小学生の反応はとてもよく、狙い通り楽しんでもらえました。今回のイベントを通じて、改善点やさらなる案が出たりするなど、早川さんにとっても有意義なイベントとなりました。提案したものが本当に受け入れられるのかなど、プログラミング力等に加え、イベント運用力までを含め、実践的な研究活動を積極的に行なっています。
フィールドワークで「桜ライブキャスト」アップグレード中
地域連携事業のひとつとして、奈良県奥吉野地方の美しい風景を手作りライブストリーミングサイトで楽しめる「桜ライブキャスト」を私たちが運営しています。 カメラが設置されている現地で通信方式研究室の卒研生がフィールドワークを行いました。
地域振興に一役買う本システムは卒業研究の対象として毎年機能アップさせるほか、安定稼働のためにシーズン前に入念な手入れを行います。参加学生は伝送機器の更新や、機能向上の予備実験などを行いました。
普段はゼミ室でプログラム開発に取り組みますが、この日は研究対象が社会で実際に役立っている現場に立ち会い、研究の意義を再確認するよい機会となりました。サイバーヒューマンシステム研究室の学生がHirathon 2021でアイデアソン 最優秀賞、他3賞を受賞
学部4年生・3年生の合同チーム(遠藤圭二さん、近森翔さん、堤日向さん、藤本真己さん、森井満優子さん)が「エディブルフラワーを用いた街活性化」を発表し、下記の4賞を受賞しました。
・最優秀賞
・ステークホルダー賞(枚方宿五六市)
・北大阪商工会議所賞
・富士通Japan賞
エディブルフラワー(食用花)を枚方市の新たな特産品として提案し、五六市を中心とした栽培・料理方法などを含む新たな文化形成までを考慮した街活性化案を発表しました。現在、発表の中で提案した栽培キットのプロトタイプシステムの開発に取り組んでいます。2022年1月のハッカソンで発表予定です。街活性化を実現するためには、情報科学技術に加えて、他の学問領域や外部組織との密な連携が必須となるため、摂南大学農学部の先生やステークホルダーとも積極的に連携し楽しみながら進めています。画像情報処理研究室の学生がHirathonで受賞
学部3年生の新田真秀さん、宮坂航生君、櫻井宗人君、矢野裕君のチームが、Hirathon2021のアイデアソンで優秀賞を受賞し、大平都雲君、井上凌雅君、林一志君(インテリジェントメディア通信研究室)のチームがステークホルダー賞を受賞しました。新田さんら4名は、ごみ収集作業のコストを軽減するために、ごみ置き場のごみの量を画像処理技術で推定することで、最適な経路を探索する手法を提案しました。また、大平君ら3名は、訪問保育・学習における運営・利用者双方にかかる負担を軽減するため、IoT技術を利用した遠隔モニタリングシステムを提案しました。いずれの学生も、ゼミに配属されてから自主的にチームで困難な課題に取り組んだ結果が評価され、栄誉を得ることができました。
インテリジェントメディア通信研究室の学生がHirathonで受賞
学部3年生の金子元君、加藤世永君、古川龍君、山崎大地君が、Hirathonでステークホルダー賞を受賞しました(2021年8月27日)。Hirathonとは、地域課題解決「ひらかたアイデアソン・ハッカソンプロジェクト」の略称で、地域や企業が抱える課題を解決するための取り組みです。金子君ら4名は、枚方市の旧街道沿いで開催される「枚方宿 くらわんか五六市」が混雑を避けて開催できるように、お得なクーポンを賢く発行する仕組みを考案しました。その結果、同イベントの開催者から評価され、表彰を受けました。4人は、さらにスキルを高めて、社会に役立つ技術を創っていきたいと意気込んでいます。
Hirathonに関する記事
インテリジェントメディア通信研究室の学生が国際学会で発表
大学院修士1年の小島将弘君と中村尽君が、IEEE(米国電気電子学会)主催の国際会議で研究成果を発表しました(2021年10月13日)。小島君はIoT(モノのインターネット)とWeb(ホームページを作る技術)の連携技術、中村君はオンライン懇親会でスムーズに会話できるための音声制御技術について研究しています。二人とも英語での発表は初めてですが、猛練習のおかげで無事発表を終えることができました。
Kojima and Sakazawa, "Overcoming IoT Fragmentation Using a Web of Things Framework 'CHIRIMEN' for Raspberry Pi 3", Proc.IEEE GCCE2021, pp.412-413, 2021.
Nakamura and Sakazawa, "3D Acoustic Processing and Filtering for Speech Localization in Multi-participant Remote Conversation", Proc. IEEE GCCE2021, pp.443-444, 2021.通信方式研究室の院生が学会発表
2021年9月の情報処理学会関西支部大会において、通信方式研究室所属の東畑和真君が学部4年次在籍中に行なった卒業研究の成果を発表しました。ネットワークデザイン学科では地域連携事業「桜ライブキャスト」で公園や絶景スポットにネットワークカメラを設置して、サイトの訪問者がカメラ操作可能なライブストリーミングを常時行なっています。東畑君は閲覧するスマートフォンの通信状態が良くない場合でもストレスなくライブストリーミング動画を鑑賞できる手法を開発し、その効果を学会でデモンストレーションしました。彼の研究成果をさらにブラッシュアップして、公開中の桜ライブキャストシステムに実際に導入する予定です。
東畑, 山内, "地域連携を目的としたライブ動画ストリーミングシステムの低速回線における再生性能の改善", 2021年度情報処理学会関西支部支部大会, G-73, 2021.9大規模な情報ネットワーク遠隔トレーニング環境が登場
通信方式研究室では、ICTで地域の問題を解決する地域連携事業を推進しています。このプロジェクトは役に立つ「かもしれない」研究ではなく、「いまそこにある問題」をテーマに全力で取り組みます。
活動を進めるには、地元の方々からの信頼の獲得が欠かせません。通常の授業だけでは足りない実践力を補うため、従来は長期の特訓でネットワークやセキュリティのスキル獲得を目指してきました。
ところがコロナ禍で長時間の集合教育や自主勉強会が難しくなったため、代わりに専門的な通信機材を多数使える機会を在宅でできるよう、大規模な遠隔実習設備を構築しました。サーバー、ルーター、スイッチ、ファイアウォールなど専門性が高い機材を120台以上組み合わせ、接続形態を自在に切り替えながらネット経由で24時間いつでも演習できるようになりました。
今夏から稼働した設備で実践力を積み上げ、地域連携の「いまそこにある問題」に取り組む活動を卒研生の皆さんが始めています。インテリジェントメディア通信研究室の学生が学会の賞を受賞
大学院修士1年の衣川晃弘君が、情報処理学会オーディオビジュアル複合情報処理研究会(AVM研究会)の2020年度「AVM賞 優秀賞」を受賞しました(2021年6月24日)。
衣川君は、卒業研究で人工知能に関わるテーマを選択し、そこから人工知能の基盤になるディープラーニング技術の勉強を始めました。Python言語とディープラーニングについて、入門編から始めて応用編の研究まで進んだ結果、今では新しくゼミに配属された3年生にも講師役として、ディープラーニング技術の指導を行っています。
AVM賞を受賞した研究は、映画や音楽コンテンツの海賊版が流通するのを防ぐ「電子透かし技術」をディープラーニングにも適用したもので、ディープラーニングのセキュリティに関わる重要な研究と位置付けられて、高く評価されたことが受賞につながりました。
発表題目: 31×31 画像ロゴを表現できる深層学習電子透かし方式の一検討
発表日: 2021年2月26日 第112回研究会
AVM賞について、詳しくはこちらをご参照ください。猪名川河川レンジャーが研究用カニの飼育と環境構築に奮闘
サイバーヒューマンシステム研究室ではIoT(Internet of Things: モノのインターネット)・人工知能技術をアミメノコギリガザミ(市場では俗にワタリガニ類と呼ばれており、食用です。)の養殖事業へ応用する研究を行っています。 現在、兵庫県/大阪府境付近を流れる猪名川の河川レンジャーとして環境保全に大きな活躍をしている水谷信彰君が、アミメノコギリガザミの飼育作業を担当しています。 水谷君は川や海の環境や生物の知識が豊富で、卒業研究でもアミメノコギリガザミを扱っています。
学年を超えてチームを組んで、セキュリティコンテストに参加
あなたの個人情報、省庁や企業の機密情報などが、インターネットを介して、攻撃者から狙われています。大事な情報やシステムを守るために、セキュリティ技術を備えた人材が求められており、この人材育成の一環として、セキュリティコンテストが、昨今、たいへん注目されています。セキュリティコンテストとは、マルウェアの動作やネットワークの通信データを分析するなどの情報セキュリティ技術を競う競技です。
ネットワークデザイン学科では、学年を超えて学生が集い、チームを組んで勉強会を重ね、世界中で開催されている様々なセキュリティコンテストに参加しています。今年は学生プロジェクトとして、学会が主催するセキュリティコンテストに参加しています。情報セキュリティに関する問題を解き知識や技術を競う他流試合を経験し、情報セキュリティ対策を担うエンジニアを目指しています。インテリジェントメディア通信研究室の学生2名が学会で発表
2021年3月の電子情報通信学会総合大会において、大学院1年生森田道幹君と、学部4年生の小島将弘君がポスター発表を行いました。
森田君は、大学院に進学してから人工知能を応用する研究に着手しました。プログラミング言語Pythonの基本的な練習から始めて、インターネットで公開されているプログラムを活用することで、人間の骨格を画像から推定することができました。その新しい応用を考えて実験した結果を発表しました。
小島君は、スマートスピーカーに話しかけることで照明をON/OFFする技術に取り組んでいます。大学で研究室に配属されてからInternet of Thingsに興味を持って、LEDのような電子部品で回路を作る楽しさを知りました。スマートスピーカーと通信するプログラムを書くことで、照明の制御を行う方式を研究しており、その仕組みについて発表しました。
森田, 酒澤, "デジタルサイネージのための足元画像からの姿勢推定", 2021年電子情報通信学会総合大会 ISS特別企画 ジュニア&学生ポスターセッション予稿集ISS-A-078, 2021.
小島, 酒澤, "CHIRIMEN for Raspberry Pi 3 を用いたWoT システム構築の一検討", 2021年電子情報通信学会総合大会 ISS特別企画 ジュニア&学生ポスターセッション予稿集ISS-P-037, 2021.通信方式研究室の学生が学会で発表
2021年3月の電気学会全国大会において、学部4年生の大田原和樹君が研究成果を発表しました。大田原君は自治体や国立研究機関と共同で、観光資源の広報や防災・減災に役立つ「遅延耐性ネットワーク」の研究と実用化に取り組んでいます。
大田原, 山内, "気象データ伝送用マルチホッププライベートLoRaネットワークの構築", 令和3年電気学会全国大会 3-119, 2021.03.