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「枚方宿くらわんか五六市」で3密を避けるAIシミュレーションシステムの実証実験を行いました

2020.10.19

  • Wi-Fi測位機の集計結果をモニタリングする豊味さん Wi-Fi測位機の集計結果をモニタリングする豊味さん
  • 半径50mの範囲を計測できるオリジナルのWi-Fi測位機 半径50mの範囲を計測できるオリジナルのWi-Fi測位機
  • 同研究室の学生らで手分けして人による計測も 同研究室の学生らで手分けして人による計測も

 情報科学部は10月11日、情報知能学科の知能応用システム研究室(指導教員:尾崎敦夫 教授)が開発中の3密を回避するためのAIシミュレーションシステムの実証実験を大阪府枚方市で開催された「枚方宿くらわんか五六市」で行いました。
 
 同システムは、来場者が持つWi-Fiを使用する機器(スマートフォン等)の台数を検知し、来場者の人数と分布を把握。時間帯や店舗配置などの周辺情報から人の行動予測を行うアルゴリズムをプログラミングし、数分先の来場者分布を予測するものです。
 
 今回の実証実験では、来場者が集中しやすい場所5カ所にWi-Fi測位機を設置し、正しくスマートフォンなどの機器を検知できるかを確認。人による来場者数のカウントも行い、測位機との集計結果の誤差がどの程度あるかを実験しました。結果、測位機のセンシング精度は人による集計と誤差が18.6%であることが検証できました。同研究室の豊味諒磨さん(情報科学専攻博士前期課程1年)は、この結果を受け「誤差が20%未満であったことはまずまずの結果ですが、測位機はスマートフォンなどの機器以外の電波情報も取得している可能性があり、精度の改善が必要です。今回の実証実験で抽出した課題をクリアして、システムを完成させたいです」と意気込みを語りました。
 
 今後、同研究室では毎月開催される「枚方宿くらわんか五六市」での実証実験を繰り返し、来場者の人数と分布に関するデータを蓄積。集めたデータを基に人の行動予測を行うアルゴリズムを構築し、同システムの完成を目指し、混雑回避に人的リソースを割かない技術でスマート社会に貢献します。

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