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ニュース 応用化学科がインドネシアの協定校とオンライン交流(1)有機化学の特別講義、最先端研究の紹介などを実施

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1月19 日から1月28日、工学部応用化学科がインドネシアの協定校ウィドヤ・マンダラ・カトリック大学(以下、WMCUS)とオンライン国際交流プログラムを実施しました(主担当:下村修准教授)。本プログラムは国立研究開発法人科学技術振興機構の2020年度日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)の支援を受けた活動で、本学から12人、WMCUSから 50人の学生が参加しました。

◇1月19日(火)~1月22日(金)
村岡雅弘教授による特別講義「エンジニアのための有機化学」をZoomで実施しました。資料配付と課題提出にはGoogle Classroomを使用し、有機化合物の構造を描く練習時は共有ホワイトボードのGoogle Jamboardも駆使しました。講義のテーマは「有機化合物の分類」を始め、「有機立体化学の基礎」、「有機反応機構」、「ファインケミカルズ」など多岐にわたりました。

◇1月26日(火)~1月28日(木)
本学とWMCUSの教員が自身の研究内容を紹介する講演会をZoomで実施しました。内容は専門的であったものの、両大学の学生から活発な質問が飛び交いました。各講演のタイトルは次の通りです。
1月26日…下村修准教授:「アミン類をインターカレートしたアルファ-リン酸ジルコニウムを熱潜在性触媒として利用するエポキシ樹脂の反応」、WMCUSのSandy Budi Hartono准教授:「薬物輸送のための多孔質材料」
1月27日…平井智康特任准教授:「リビングアニオン重合を基盤とする立体規則性精密高分子とその機能評価」、 WMCUSのShella Permatasari Santoso准教授:「ベントナイトを利用するリン酸塩の吸着挙動とリン肥料への応用」
1月28日…松田泰明特任講師:「イオン導電体の開発とエネルギー変換デバイスとしての利用」、WMCUSのMaria Yuliana准教授:「パーム油をベースとしたバイオディーゼル中のステリルグリコシドを吸着するためのナノ結晶セルロース実用化研究」

本交流で日本とインドネシア双方の紹介や研究内容の共有を行ったことで、新たな交流のきっかけが生まれました。両大学の学生および教員が、今後益々活発に交流を深めていくことが期待されます。