インターロック化合物の一例
ロタキサンやカテナンなどに代表されるインターロック分子は、分子間に生じる超分子相互作用を介して互いに絡み合い固定化した興味深い構造を有しています。近年の有機分子合成技術の発展に伴って多種多様なインターロック分子が合成されており、分子シャトル、分子マシン、分子スイッチ、分子ローター、などへと応用されています。我々は、インターロック分子の特徴的な動的挙動や3次元構造を有効利用して、分子スイッチ、分子センサー、分子認識素子へと応用すべく新規インターロック分子の合成研究を行っています。
村岡 雅弘 教授 (ムラオカ マサヒロ)
専門分野
研究室がめざすSDGs
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