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工学部

都市デザイン工学科 防災水工学研究室


河川、海岸構造物等の現地調査のようす(消波ブロックの被災状況調査)
人口、資産、社会資本が集中するとともに豊かな生態系が存立する河川、海岸域の多くは水と土が接する水際低平地です。また、この水際域は自然イベント(豪雨、地震、津波等)による環境外力の作用により、災害が発生し易い地域でもあります。そのため、本研究室では洪水や津波などの流体系と土(堆積物)系が複雑に関係した複合災害過程について、流体力学的アプローチと地形学的アプローチの連携のもとに環境と調和した減災の方策を考究しています。


河川、海岸構造物等の現地調査のようす(消波ブロックの被災状況調査)

主な研究テーマ

  • 水害地形環境の高解像度評価に関する研究-土地の成り立ちをふまえた氾濫原マネジメントへの適用
  • 自然の力を利用した津波減災手法の開発
  • イベント応答を織り込んだ海岸地下水環境に関する研究
  • イベント堆積物に着目した水際低平地の災害環境の復元に関する研究

指導教員

東 良慶 准教授 (アズマ リョウケイ)

専門分野

  • 防災水工学
  • 環境水理学
  • 混相流力学
  • 水害地形環境
  • 災害調査

教員メッセージ

防災水工学とは・・・・
河川域や海岸域において発生する災害現象について工学的に調査・研究し、それらの軽減に資する対策法を考える学問です。

聞こえは難しそうですが、難しくありません・・・。みなさんが生活する上で、避けては通れない課題“災害”をテーマにしています。人は誰しも災害に遭います。遭っても、知識のある人は軽傷で済みます。みなさんの人生最大の買い物(家、土地の購入)で失敗しない方法がわかるかも!?

“災害に関する研究に興味のある学生さんは、一緒に研究しましょう!”

この研究がかなえる未来

近い将来、災害が激化・頻発化することが予想されています。
そのため、過去の災害の歴史・痕跡を読み解き、将来を見据えることが大切です。
これにより、災害に対して粘り強い対策を提案し、安全な社会を構築します。

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