PROFILEプロフィール
野口 舞波さん
空間デザイン学科 4年次京都府・京都府立山城高等学校 出身



もともと絵を描くことが好きで、その感性を活かせる建築分野に魅力を感じ、空間デザイン学科に進学しました。大学では設計演習の授業を通じて建築デザインの基礎を学び、学外から現役の建築家や企業の方を招いた実践的な指導を受ける機会にも恵まれました。専門的な視点からのフィードバックを得ながら、自分のデザインを磨くことができたのは貴重な経験だったと感じています。また、課題に取り組むなかで、仲間と意見を交わしながら成長できたことも大きな財産となりました。

研究室では、アナログの表現技法を建築設計に活かす研究に取り組んでいます。デジタル技術が主流となっている現代において、手描きならではの温かみや独自の表現力を再評価し、それを空間デザインに応用する可能性を探ってきました。特に、宮崎駿の鉛筆ドローイングを基にした空間設計手法に注目し、細部へのこだわりや感情を伝えるデザインのあり方を検討しています。この研究を通じて、建築は単なる構造物ではなく、人々の心に響く空間を創り出すことができると実感しました。
また、学外の大会にも挑戦し、自分の絵を用いて空間を説明する楽しさを知りました。大学生活のなかで、「絵を描くこと」と「空間デザイン」を結びつける方法を模索し続け、自分らしい表現を見つけることができたと感じています。

卒業後は、意匠設計の分野で新しい空間デザインを生み出したいと考えています。建築家として活動するだけでなく、イラストレーターや絵本作家としての道も模索しながら、アートの視点を取り入れた建築デザインを追究していきます。建築とアートの融合が、人々の暮らしをより豊かにすると信じて、これからも挑戦を続けていきたいです。
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