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Case14

実践的に学びながら
地盤技術のエキスパートへ。

17人のストーリー|14

大学院 工学研究科 建築・都市デザイン工学専攻 博士前期課程|2年次|舘山 大輝さん

PROFILE

舘山 大輝さん

大学院 工学研究科 建築・都市デザイン工学専攻 博士前期課程 2年次

兵庫県・兵庫県立西脇高等学校 出身

私はインフラ整備に関心があり、都市デザイン工学科に進学しました。この学科では実務経験豊富な教授陣から施工現場の話を聞く機会が多くあります。そのおかげで、知識や技術がどのように役立つのかイメージしながら理解を深めることができました。特に印象に残っているのは「プロジェクト演習」です。チームで新規道路の計画・設計を行い、地形や生態系など多方面に配慮しながら進める難しさを実感。情報整理の重要性やチームワークの大切さを学ぶことができました。

大学3年次の授業をきっかけに地盤防災分野に興味を持ち、さらに専門的な知識を深めるために大学院へ進学しました。現在取り組んでいる研究は、「廃ガラスカレットを活用した気泡混合軽量土(GC-FCB)」の開発です。この品質を評価するために、μX線CTを用いて内部構造を可視化し、画像解析を行いました。その結果、GC-FCBの品質が認められ、実用化に成功。これまでに4件のプロジェクトで採用され、地盤防災の分野において、廃ガラスリサイクルの推進に貢献できるという実感を得ることができました。
大学院では研究活動に加え、研究発表やTA(ティーチングアシスタント)など多くの経験を積みました。2年間で計8回の研究発表を行い、最先端の研究を行う機会を得るとともに、発表を通じてプレゼンテーション能力も向上。また、TAの仕事としては地盤材料試験の補助を担当し、後輩に分かりやすく説明することで自身の理解も深まりました。知識を身につけるだけでは得られない成長があることも、大学の大きな魅力だと感じています。

学業以外でも、書道部に所属して部長として奮闘するなど、大学生活では数々の経験を得ることができました。6年間の学びを糧に、今後は地盤技術のエキスパートとして活躍したいと考えています。最先端技術を駆使して地盤防災やインフラ整備に貢献し、安全で持続可能な社会の実現に寄与することが目標です。

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