本文へ移動

Case03

異文化の壁を超え、
世界で活躍する未来へ。

17人のストーリー|03

大学院 工学研究科 化学・環境・生命工学専攻 博士前期課程|2年次|橋本 昌也さん

PROFILE

橋本 昌也さん

大学院 工学研究科 化学・環境・生命工学専攻
博士前期課程 2年次

京都府・京都市立京都工学院高等学校 出身

私は、世界を舞台に活躍できる技術者になりたいという思いを抱いていました。関心のあった環境分野を学べるだけでなく、国際交流の機会が豊富にあることが環境工学科を選ぶ決め手となりました。
現在は微細藻類「ボトリオコッカスブラウニー」を活用したバイオ燃料の研究に取り組んでいます。化石燃料の枯渇や温室効果ガスの削減が求められるなか、再生可能エネルギーとして注目されているのがバイオ燃料です。特にボトリオコッカスブラウニーは、飛行機やジェット機に利用可能な重油相当の油を生成できるため、将来的な代替燃料として期待されています。しかし、増殖速度の遅さに課題があり、実用化には至っていません。そこで私は、高密度培養の可能性に注目。光の強さや栄養条件を調整することで生産性向上を目指す研究に取り組んでいます。

これまでに、国際的な視野を広げるため、海外での学会発表や国際交流プログラムにも積極的に参加してきました。海外研究支援プログラムでは、研究計画の立案から実験方法の選定、必要な備品の準備までを自分で進める必要がありました。こうした経験を通じて、情報収集力が向上し、新たな実験手法にも柔軟に取り組めるようになったと感じています。
また、初めての学会発表ではハワイを訪問し、ポスターセッションを経験。研究内容を限られたスペースで分かりやすく伝えることの難しさを感じながらも、多くの研究者と意見を交わし、視野を広げる貴重な機会となりました。

研究を続けながら働くことができる環境を重視し、フランスにあるナント大学の技術短期大学部へ進学。海外での研究を継続することは、世界で活躍するという夢を叶える第一歩になると考えています。これまでの研究経験を活かし、新たなエネルギー技術の開発に貢献するとともに、国際的な研究ネットワークを活用しながら、グローバルに活躍できる技術者を目指します。

INFORMATION

Webから2026年度入試の資料請求が行えます。
お気軽にお申し込みください!

資料を請求する
イベント情報 資料請求