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第19回天文文化研究会

2020年9月5日(土)
オンライン形式,ZoomとSlackを利用


プログラム(予定)
9月5日
10:00松浦清ご挨拶
真貝寿明Zoom/Slackの使い方
10:10嘉数次人【招待講演】18 世紀末の寛政改暦事業初期における幕府と土御門家
概要:1798年に施行された寛政暦への改暦事業は、初めて西洋天文学の成果を導入したことで注目される一方、土御門家と幕府による編暦権をめぐる政治的な駆け引きでも注目されている。今回、土御門家資料の調査結果に基づき、幕府が改暦に向けて動き出した直後における両者の動きを紹介する。

昼休み前 出席者自己紹介&近況報告 お一人1分以内,最後に集合写真??
昼休み
13:30作花一志【招待講演】超新星出現の目撃者 ---「平安陰陽師の見た客星」「戦国時代に現れた客星」「最古の超新星出現記録」
概要:京都の天文史跡をめぐるツアーを始めて10年になるが、私が担当したツアーでの2つの主なテーマについて報告する。 眼視による超新星の観測は7件あり、そのうち3件は平安の陰陽師が目撃し藤原定家の日記「明月記」に記されているが、その記載について考察する。また本能寺の変の前に朝廷と信長の間で起こった改暦に関するトラブルについて私見を述べる。
15:30ショートトーク or ディスカッション or 業務連絡
真貝寿明 志筑忠雄が取り組んだケイルの物理学書の位置づけ [pdf],追記「近代物理学との邂逅:麻田剛立,本木良永と志筑忠雄」[pdf]
松浦 清 『天文文化学序説 分野横断的にみる歴史と科学(仮題)』出版計画
次回の研究会いつ頃?
16:00終了


35名を超える多くの方に,ご参加いただきました.どうもありがとうございました.
資料やコメントなどは,Slack (参加登録者限定) にて残しております.次回の研究会は12月を予定いたします.
2020/9/6 update