学部長あいさつ

学部長あいさつ

時代を先取りした
実践的工学教育に取り組む

工学部長/工学研究科長
益山 新樹
現在の日本社会では、少子高齢化、若年層の学力多様化・理科離れなどが進んでいます。よってわが国の発展を支えてきた技術開発力は、このままでは衰退してしまうのでは、と危惧されます。資源に乏しいわが国が国際社会の中で生き残るためには、工業技術の更なる発展とそれを支える優秀な人材の育成にかかっている、と言っても過言ではないでしょう。

大阪工業大学工学部は、実践的なエンジニアの育成を目的とした教育を行い、毎年1,100名余りの卒業生を輩出しております。

1922年開学の関西工学専修学校を源流とする大阪工業大学は1949年の開設以来、現在までに、社会に送り出した約88,000人の卒業生は、産官学の各分野で活躍しています。これは、伝統的に実践的なエンジニアの育成を目的とした独自のカリキュラム、それに基づく丁寧でかつ厳しい教育の成果であると自負しているところであります。

工学部には、正課のみならず課外活動を通して実践的なエンジニアの育成を目的として、教育センター、淀川環境教育センター、ものづくりセンター ( MONOLAB- モノラボ)、八幡工学実験場・構造実験センター、ナノ材料マイクロデバイス研究センター等々のセンターが数多く設立されています。そこには最新の設備が多く設置され、最先端の教育・研究が行われ、目覚しい成果を挙げています。なかでも、モノラボでは、学生による人力飛行機、ソーラーカー、フォーミュラカー、ロボットプロジェクト等が展開されており、各種競技会で優秀な成績を収めています。

大学院工学研究科については、2017年4月、従来の8専攻体制から、「建築・都市デザイン工学専攻」「電気電子・機械工学専攻」「化学・環境・生命工学専攻」の3専攻体制に改編しました。現在、高度に複雑化した実社会の問題解決のため、専門的かつ広範な知識・技術を通して持続可能な社会の発展に向けて活躍できる人材が求められていることから、本研究科において分野融合的な教育を実践することを図り、領域横断の協働によって問題解決が行える人材の育成を目指しています。

今後とも、工学部および大学院工学研究科において、社会が要請する優秀な人材を輩出するため、常に時代の変化を先取りした実践的工学教育に取り組んでいきたいと考えますので、今後とも各方面の方々のご理解とご支援をお願い申し上げます。