施設概要 FACILITY
八幡工学実験場・構造実験センターは、大阪府枚方市と京都府八幡市にまたがる枚方第一校地内にあり、主に,土木・建築の構造に関する試験・研究施設が設置されています。
同センターは、構造実験棟、輪荷重装置棟、作業棟、耐火実験棟ならびに研究棟などにより構成されており、土木・建築構造物の材料,構造強度などに関する試験研究設備が設置されています。また、構造実験棟や輪荷重装置棟には、大型の構造物試験が行える設備を有しており、試験体を搬出するためのトレーラーやクレーン車の通行路が確保されています。耐火実験棟は、橋梁をはじめトンネル、鉄塔などの社会基盤構造物および建築構造物が火災を受けた際の診断や補修・補強法、さらに、防火対策法を構築することを目的としています。
実験場配置図
- 構造実験棟
- 構造実験センターのある構造実験棟には、大型構造物の載荷試験が行える試験設備、運搬設備および各種の載荷・疲労試験機、材料試験機を備えています。
- 耐火実験棟
- 耐火実験棟は、社会基礎構造物(橋梁、トンネル、鉄塔など)が火災を受けた際の診断法や補強法、さらに防火対策法を構築することなどを主な目的としています。
- 輪荷重装置棟
- 道路橋鉄筋コンクリート床版や道路舗装等について、繰り返し走行による耐久性試験および疲労特性の試験等を行うことができる自走式輪荷重移動載荷装置が設置されています。
高電圧実験棟
高電圧実験棟は、電圧発生装置、変圧器、電暴露スタンドなどにより構成されており、耐電圧の測定や劣化試験などに利用します。
水理実験棟
水理実験棟は、主要設備である2つの不規則波造波水槽とその水槽観測部と計測室を内蔵する実験棟および造波装置の駆動部本体を設置した2つの造波室などにより構成されており、構築物の波や流れに関する試験研究設備が設置されています。
構造実験棟
構造実験センターのある構造実験棟には、大型構造物の載荷試験が行える試験設備、運搬設備および各種の載荷・疲労試験機、材料試験機を備えています。
耐火実験棟
耐火実験棟は、社会基礎構造物(橋梁、トンネル、鉄塔など)が火災を受けた際の診断法や補強法、さらに防火対策法を構築することなどを主な目的としています。
輪荷重装置棟
道路橋鉄筋コンクリート床版や道路舗装等について、繰り返し走行による耐久性試験および疲労特性の試験等を行うことができる自走式輪荷重移動載荷装置が設置されています。
建物等の規模
建物等 | 建物延面積(㎡) | |
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構造 実験センター |
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構造実験棟 | 2,392.6 | |
輪荷重装置棟 | 262.1 | |
作業棟 | 179.6 | |
研究棟Ⅰ | 255.0 | |
研究棟Ⅱ | 219.6 | |
研究棟Ⅲ | 97.2 | |
耐火実験棟 | 1,000.0 | |
研究・宿泊棟 | 815.5 | |
サービス・ヤード | 約5,000(敷地面積) |