デジタル技術が重要性を増す中、社会人が新たな知識を学び直す“リスキリング”への関心が高まっています。大阪工業大学大学院 情報科学研究科のリカレント教育プログラムは、AI・データサイエンスを中心に、機械学習、データマイニング、IoT、デジタルツインなどを体系的に学べるよう設計されています。本プログラムの受講を通じて、課題発見から仮説構築・検証までのプロセスを実践的に習得でき、IT・DX分野でのアップスキリングに直結する内容です。業種を問わず、デジタル活用力を高めたい方に最適な学びの機会を提供します。

受講するメリット

  1. AI時代に求められるデータ活用力を実践的に強化
  2. 大学院レベルの知識を体系的に習得できる
  3. 業種を問わず使える課題解決力が身につく
  4. 受講内容に応じた給付金の活用も可能 ※7科目全て受講で一般教育給付金対象

『スマート・マニファクチャリングに向けた
DXイノベーションリーダ人材育成プログラム』は、
厚生労働省の職業訓練給付金制度対象プログラムです。

大阪工業大学大学院 情報科学研究科のリカレント教育は、大学院ならではの高度な専門教育を、社会人が無理なく学べるよう設計されています。科目等履修生制度に基づき設計されているため、必要な科目だけを選んで1科目からでも履修することが可能です。また、AI・データサイエンス分野を中心に、機械学習やデータマイニング、IoT、デジタルツインなど多彩な科目をそろえ、スマートファクトリーを対象とした科目もあり、課題発見や検証といった実践的なスキルを身につけられる点も大きな特徴です。

所定の5科目を全て合格すると履修証明書が発行され、さらに7科目全て合格した場合は教育訓練給付金制度の対象となり、受講費の補助を受けられるため、コスト面の負担を軽減したリスキリングが可能です。すべての科目が土曜日に通いやすい本学梅田キャンパスで開講されるため、働きながら確かな専門性を身につけたい社会人に最適な学習環境が整っています。

プログラムの特徴・開講科目

プログラムの特徴

  1. スマートファクトリーを実証の場として活用し、データサイエンスやデザイン思考で課題を発見・仮説立案・検証するサイクルを回すことで、実践的にイノベーションスキルを身につけられる。
  2. 機械学習・最適化やデータマイニング、IoTデザインを学びつつ、デジタルツインやデータサイエンス実践で課題解決力を習得。

モノづくりの全工程に対する付加価値を創造するスキルを身につけます。

製造業における、工場や生産現場における設計・生産だけではなく、サプライヤーとのネットワークや小売・保守も含め、モノづくりの全工程に対する新しいバリューチェーンに関係する、製造業界、サービス業界、小売り・流通業界などの幅広い企業において、DXを活用してイノベーションを牽引できる中核層(リーダシップがとれる層)に対してのプログラムです。本プログラムでは、まず、機械学習・最適化やデータマイニング、IoTデザインなどを学び、実践学習として、デジタルツイン実践、モノづくりのためのデータサイエンス実践やマーケティングのためのデータサイエンス実践を通して、課題解決の実践スキルを学習します。 プログラム修了要件を満たした方には、大阪工業大学大学院情報科学研究科より履修証明書が発行されます(有料) 。

身につくスキル

  • 高度なデータ分析能力
  • 産業構造のデジタル化に対応できる
    課題発見・解決力
  • DX推進を主導するための
    意思決定力・企画力
  • 多変量解析スキル
    (相関分析・回帰分析・因子分析 等)
開講科目シラバス 2026年度(PDF)

2026年度の開講科目、日程などについては、上記からダウンロードしてご確認ください。(最終更新日 2026年3月)

開講科目

2026年度後期の土曜日に、7科目を開講します。
1科目あたり7回の授業構成。
1科目から受講可能

データサイエンス特論

この授業の前半3回は、統計処理ソフトウェアのRを用いて統計解析の基本である回帰分析を、講義と実データによる演習のハイブリッドとして実行する。後半3回は、Pythonプログラミングを通して、データ加工からデータモデリングまでのデータ分析を、講義と実データによる演習を行う。最終回は、データサイエンス的アプローチにより、身近な課題解決を採り上げ、グループ毎に検討結果を発表し、議論を行う。

データマイニング特論b

本講義では、時系列データ分析の基本事項から分析手法の実践について扱う。時系列データとは、時間との変化とともに変動するデータであり、金融データや気象データ、商品の販売数、交通状況など該当するものが身近なところに数多く存在する。これらのデータを充分に活用するために、時系列データにおける基本的な統計的モデルを例に挙げて、それらの特徴や統計的分析手法の意義を学ぶ。また、各自で実際の時系列データを収集し、統計処理ソフトウェアRを用いた分析にも取り組む。

機械学習応用特論

最近の人工知能の実現には機械学習の技術が多く使われている。機械学習技術は大きく分けて「教師あり学習」「教師なし学習」「強化学習」の三通りがあるが、本講義では教師データ(正解データ)を元に学習を行う「教師あり学習」、事前学習モデルによる教師なし学習(生成AI)、組み合わせ最適化を実現する「強化学習」(サプライチェーンに応用)について、実際の課題を設定し、データサイエンス的アプローチによる課題解決に取り組み、その結果をプレゼンし、議論を行う。

IoTデザイン特論

「IoT」は、解決手段として用いられるテクノロジーの一つであるが、機器が持っているインプット/アウトプットの能力をさまざまなものの中に埋め込むことにより、人の行為と情報の世界をよりシームレス連携させることができる。具体的には、スマートファクトリーでは工程・環境・動作の見える化やダッシュボード化、サプライチェーンでは物流・在庫の可視化、サービタイゼーションでは動線・人流・快適性などの価値の可視化、リモート保守による人件費減等を、センサを用いた演習を中心に学習する。

デジタルツイン実践特論

本講座では、典型的な工程の機能と状態を仮想のデジタル空間にコピーし、ものの流れのサプライチェーンを仮想空間で紐づけ、生産性や異常検知を予測し意思決定を支援するシステムを簡単なプログラミングも含めて体験学修するとともに、課題解決演習を通して、製造業におけるデジタルツインの実践力を高めることをねらいとする。

ものづくりのための
データサイエンス実践特論

IEでは、作業と価値作業と非価値作業に分け、非価値作業を取り除き、活用することにより、少ない資源で効率をあげることを目標としている。また「動作・作業の影は時間である」といい、まずは時間値にて評価をするが、ここに様々なデータを掛け合わせることにより、より現状の見える化を進め、カイゼン活動を高速にすることも可能である。本講義では、IEについて説明をするとともに、ものづくり現場でのデータ利活用について、演習や討論を通じて学習する。

マーケティングのための
データサイエンス実践特論b

本講義では、マーケティング活動に活用するために、実践的なテキストマイング手法を身につける。テキストマイニングとは大量の文章(テキスト)を掘り出して(マイニング)、分析し、新しい発見を得ることである。本講義では各自、身近な商品・サービスを題材として、ECサイトのレビューコメントなどの実際のテキストデータを収集し、トピックモデル、感情分析、分散表現などテキストマイニングの発展的手法を用い、マーケティング活動に活用する方法を体験する。

プログラム構成

  • 全科目土曜日に開講(後期期間)
  • 所定の“定められた5科目”を受講・合格で履修証明書発行、7科目全て受講・合格で
    履修証明書発行及び給付金の対象となります。
(プログラムの構成一覧)
AI・データサイエンス
プログラム
DXイノベーションリーダ
人材育成プログラム
データサイエンス特論
データマイニング特論b
機械学習応用特論
IoTデザイン特論
デジタルツイン
実践特論
ものづくりのための
データサイエンス
実践特論
マーケティングのための
データサイエンス
実践特論b

日程表・科目概要

(プログラムの開講日程と講座の概要一覧)
開講日 時間 講座名
9月19日 - データサイエンス特論
9月26日 -
10月3日 - データマイニング特論b
10月10日 -
10月17日 - 機械学習応用特論
10月24日 -
10月31日 - IoTデザイン特論
11月14日 -
11月21日 - デジタルツイン実践特論
11月28日 -
12月12日 - ものづくりのためのデータサイエンス実践特論
12月19日 -
1月9日 - マーケティングのためのデータサイエンス実践特論b
1月23日 -

大阪工業大学大学院 情報科学研究科 情報科学専攻について

案内資料はこちらから(PDF)

受講者の声

好奇心を刺激する半年間

2023年度スマート・マニファクチャリングに向けたDXイノベ—ションリーダ人材育成プログラム(トライアル)受講
プログラムを通して、課題解決のイノベーションスキルと事業改革の実践スキルを磨き、デジタル時代のものづくりにおける新たな付加価値について理解を深めました。多岐にわたる業界のプロフェッショナルたちとの学びは確実に自分を高める経験となり、好奇心が刺激される半年間となりました。

新たな視点で課題を解決

2022年度AI・データサイエンス・リカレント教育プログラム受講(本プログラムの前身)
「ものづくりのためのデータサイエンス実践特論」を履修して、画像物体検出技術を利用する方法を学び、自分では手が届かないと思っていた分析が行えるようになりました。受講後は、新たな視点で課題が見れるようになり、改善への選択肢が広がります。

各種要項

(受講にあたっての必要要件や料金など)
修了要件 所定の定められた5科目もしくは全開講科目の単位の修得
修了要件を満たした方には、大阪工業大学大学院情報科学研究科より履修証明書が発行されます。
開講スケジュール 開講スケジュールは下部のPDFからご参照ください。
開講場所 大阪工業大学 梅田キャンパス
大阪市北区茶屋町1番45号
アクセスはこちら
募集人数 概ね30名程度
受講料 7科目 計231,000円
1科目 33,000円

※本プログラムは、科目等履修生制度に基づいています。

科目等履修生制度 詳細はこちらを参照ください。
開講スケジュールはこちら(PDF)

出願・書類ダウンロード

(出願に必要な書類や出願資格・日程などの詳細)
出願資格 学士の学位を有する者、またはそれと同等以上の学力がある者
選考方法・検定料 書類審査 5,000円
出願期間 第1回⽬:2026年2⽉28⽇(⼟)〜3⽉7⽇(⼟)
第2回⽬:2026年7⽉6⽇(⽉)〜7⽉18⽇(⼟)
※日曜・祝日を除く
受付時間
出願方法 窓口または郵送により出願
出願先:
〒573-0196 大阪府枚方市北山1-79-1 大阪工業大学 情報科学部事務室
出願書類
  1. 科目等履修願 記入例はこちら(PDF)

    ※本プログラムは7科目から構成されますが、1科目からでも履修申請は可能です。

  2. 履歴書 記入例はこちら(PDF)

    ※資格審査のために使用します。また履修許可された後は履修等記録作成のために使用します。

  3. 履修許可・不許可通知用封筒

    ※長形3号の封筒に郵便番号・住所・氏名を記入し、410円切手を貼付のこと。

  4. 最終出身校の卒業証明書
  5. 検定料 5,000円(出願時に納入すること)

    ※郵送で出願される場合は郵便小為替を、窓口で出願される場合は現金をご用意ください。郵送、窓口出願いずれも科目等履修検定料納入票とともにお納めください。

注意事項
  1. 大学院科目等履修生出願要領 (PDF)をご一読ください。
  2. 事前に確認したい事がありますので、出願前に必ず情報科学部事務室までご連絡ください。
本プログラムに
関する
問い合わせ先
大阪工業大学情報科学部事務室
(Tel) 072-866-5301 (Fax) 072-866-8302
(E-mail) OIT.ibu@josho.ac.jp