BIO MANUFACTURING center

バイオものづくりセンター

About

2021年、生産実証支援のための拠点培養施設(バイオものづくりラボ)を設置しました。小規模から中規模まで豊富に整えられた培養設備で、バイオによるものづくり(有用物質生産)にご興味をお持ちの企業様の開発支援を数多く推進してきました。これら実績を踏まえ、2026年3月にバイオものづくりセンター(専用棟)が竣工しました。訪問・施設見学を歓迎しています。

バイオ生産プロセスの開発支援

バイオ生産技術の開発は非常に複雑な事象を扱うが故の困難が多く、新規参入への障壁が高いことは当事者間では周知の事実です。バイオものづくりラボの豊富な設備(多連の培養槽、各種の分析機器、分離精製機器)を活かし、熟練の培養技術者の指導を伴った培養条件の最適化やサンプル試作支援について、ご相談をお受けしています。

お問い合わせはこちらから

リンク先のフォームにご入力を頂けましたら、担当者からご連絡を致します。

既に数多くの企業様がご活用くださり、待ち時間が生じております。早めのご相談をお願いします。

人材育成

バイオリアクターは一般的に購入できる製品となっていますが、装置に関わる理論を理解せねば、正しく使いこなす(適正なパフォーマンスを発揮させる)ことが難しいのが実状です。当研究室では、バイオリアクターの装置及び操作の設計について、座学&実技セミナーをお引き受けしています。

基礎編への参加申込はこちら バイオリアクターの装置・操作の設計論(座学)
4時間程度の動画をオンデマンドで視聴
バイオリアクターの実操作について(実技) 応用編への参加申込はこちら 流加培養と蒸煮滅菌培養槽の概要説明(座学)
90分程度の動画をオンデマンドで視聴
流加培養と蒸煮滅菌培養槽の実操作ついて(実技)       

実務者育成編への参加申込はこちら 一覧はこちら

分離精製編への申込はこちら バイオ生産における分離精製の基本や留意点(座学)
120分程度の動画をオンデマンドで視聴
分離精製プロセスの構築に向けたラボ検討を、
実機を見ながら体験(実技)

特長・強み

迅速なスケールアップ、スケールダウンが可能

多連化・自動化・DX化が推進され、省力的にプロセス開発検討(実験計画、培養の実施、サンプリング、片付け、サンプル測定、データ解析など)が可能です。

独自開発の培養データ解析支援アプリ

バイオモノづくりラボに設置された各種サイズ(250mL×32連~90Lサイズ)のバイオリアクターは、相互の性能(通気・撹拌)を定量的に紐づけられており、迅速なスケールアップ、スケールダウンが可能です。詳細はこちら。

  • シングルユース生産や連続生産の実現に向け
    各種要素技術(装置、センサーなど)の開発を推進しています。
  • 熟練の培養技術者が豊富な経験に基づく技術指導・開発支援を行います。
  • 培養受託企業と連携を開始しており、
    スムーズな生産実証、サンプル供出を支援します。

Equipment機器紹介

当ラボでは、培養検討(培地・培養条件、スケールアップの検討)を煩雑化しているサンプリング、各成分測定、データ保管・解析から機器洗浄までを可能な限り自動化し、培養技術者を重労働から解放しています。来訪企業担当者が培養検討を楽しく推進でき、”体力勝負”ではなく”アイディア勝負”の領域にたどり着けるよう、ハード、ソフト、知識の面で支援します。

90L培養槽

蒸煮滅菌による影響を調べます。蒸煮滅菌タイプ、流加、加圧、排ガス分析、オートサンンプラーを完備。

30L培養槽

蒸煮滅菌による影響を調べます。流加、加圧、排ガス分析、濁度計、溶存CO2計、オートサンプラーなど完備。

5L培養槽

加圧による影響を調べます。4連式、流加2系統、加圧、排ガス分析、オートサンプラー、濁度計、セミオンライングルコース制御など完備。

1L培養槽(ガラスベッセルタイプ)

流加培養の条件最適化に用います。12連、流加、オートサンプラー、排ガス分析、各種流加制御プログラムなど完備。

1L培養槽(ステンレスベッセルタイプ)

流加培養の条件最適化に用います。6連、流加、オートサンプラー、排ガス分析を完備。

0.25L培養槽

培養基本条件の最適化に用います。32連→40連へ拡張、バッチ試験用、オートサンプラー、排ガス分析など完備。

濁度記録機能付きL字管振とう培養器

培地の最適化に用います。0.02L、36連、自動濁度記録機能などを完備。

シングルユース培養装置(独自開発)

気泡塔型のシングルユースバック培養システムで、独自開発品です。30L、流加培養、オートサンプラーなど完備。

オートサンプラー

全ての培養槽にオートサンプラーを完備し、作業者の負担を軽減します。8連×7台を完備。

酵素センサー式分析装置×2台

糖、各種有機酸、脂質、アンモニア等などの興味成分を、培養中に迅速に測定する際に使用します。

HPLC&UPLC×5台

糖、有機酸、アミノ酸×2台、ビタミン、核酸、アフィニティクロマト。培養後に詳細かつ網羅的に分析する際に使用します。

マルチウェルプレートリーダー

吸光、蛍光、発光式のマルチプレートリーダーです。マグネシウムやリンなど培地成分の比色分析に使用し、作業者負担を軽減します。

蛍光倒立顕微鏡BZ-X800

集塊や糸状の形態をとる微生物の観察に使用します。オートステージでの撮像によりZスタック、タイリングなど可能です。

微生物用正立顕微鏡

微生物の観察に使用する専用の顕微鏡です。撮像機能付き。

タンパク質自動分析システムJESS

タンパク質のウェスタンブロッティング操作や解析作業を自動で行うキャピラリー式の自動分析装置です。

酸素発生器

酸素が足りない培養で酸素を付加する場合に使用する装置です。

連続遠心機(アルファラバル型)

滅菌・密閉機構。10000G以上の遠心力を有するディスク型遠心分離機によって、組換え大腸菌、動物細胞など分離も可能。

デッドエンド型膜ろ過装置(フィルタープレス)

供給液の全量を膜またはろ布に通し、固形物を分離・回収する強力なろ過が可能。

クロスフロー型UF/MF膜モジュール

原水を膜面と平行に流すことで、膜表面への固形物堆積(ファウリング)を抑制し、長時間の安定稼働を実現するろ過システム。

溶媒抽出試験機(ミキサー・セトラー型)

サンプルから目的成分を迅速かつ自動で抽出する装置。水と油のような混じり合わない液体同士を攪拌・分離。

連続式高圧ホモジナイザー

連続して液体中の粒子(微生物)を粉砕・微細化し、均一に乳化・分散。

中型凍結乾燥機

試料を凍結後、真空状態で水分を氷から直接水蒸気へ昇華させ、低温で乾燥。

ロータリーエバポレーター(20Lサイズ)

減圧下でフラスコを回転・加熱し、液体試料から溶媒を効率的に蒸発・除去(濃縮・乾固)。

卓上式スプレードライヤー

40~100µmの細粒を得る。パイロットスケールの前の予備試験やマイクロカプセル化にも向いている。

冷蔵室

ラボ内に中規模の冷蔵室を設置。

アクセス

大阪工業大学 大宮キャンパス
バイオものづくりセンター
TEL.06-6167-6114
(代表:長森研究室)

〒535-8585
大阪市旭区大宮5-16-1