10月22日（日）、茶屋町祭にてロボティクス＆デザインセンターは、産学連携プロジェクト課外活動団体「ＲＤクラブ」のポスター展示及びポスター説明を梅田キャンパス3Ｆホワイエで行いました。参画企業10社からの課題を解決する為に、ＲＤクラブが開始された５月からポスター発表直前まで数か月間、授業の空き時間や夏休みを利用し学生達自身が主体的に活動を行いその成果をポスターで発表しました。

※RDクラブとは、キャンパス内企業インターンシップで企業と連携しながら、ユーザー視点で新製品やサービスのアイデアを創出する手法「デザイン思考」を用いて地域や企業が抱えるリアルな課題の解決を目指すプロジェクトです。

見に来られた来場者の方へ熱心に自分たちの研究成果を説明し、作製したプロトタイプを展示するチーム、動画で説明するチーム、体験してもらうチームとそれぞれ見せ方も工夫していました。今年も閉会式で表彰が行われ、賞状と賞品が授与されました。
１～３位のチームとそのテーマはは以下の通りです。３位が同点で２チームとなりました。

１位：(株)ニッコー
　　　「人を追従するロボットを用いた社会問題の解決」

２位：コスモギア(株)　梅田チーム
　　　「骨伝導を用いた様々なコミュニケーション機器の開発　～医療・看護・介護での活用～」

３位：(株)Ｅ・Ｃ・Ｒ
　　　「これからのドローンによるインフラ点検」
　　　スパイスキューブ(株)
　　　「環境にやさしい家庭用の植物工場を開発する」　

続いて10月24日（火）には企業の方も交えた最終報告会がオンラインにて行われました。ここでは、各課題の説明時間5分、質疑応答5分が設けられ、自分たちが課題解決の為に行ってきた内容を資料にまとめ、プレゼン発表を行いました。企業の方からは「考えつかないアイデアを出してもらえた」、「プロダクト開発できるのでは」、「難しいテーマであるのに、良いアイデアをもらえた。技術責任者へ展開し社内展開したい」、
「直ぐに使えるアイデアがいっぱいあった」、「完成目指してやっていって欲しい」等々ご意見やご感想をいただきました。

お忙しい中、学生達を支え、ご指導してくださった教員の皆さま、参画いただきました企業の皆さまには、この場を借りて御礼申し上げます。

今後とも、ご指導、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。