地球科学
EARTH SCIENCE
概要
地球科学
地球システムと人間
地学I(教職科目)
地学II(教職科目)
地学実験(教職科目)
地球科学の醍醐味は何と言ってもFIELDでの野外調査にあります。教室での授業では野外に飛び出すことは難しいですが、海外や国内の地質学的名所の写真や岩石サンプルなどを用いて、出来るだけ実地を体感しているような授業を心がけています(写真参照)。地球科学の授業をとおして「地球的な視野」を持ったエンジニアを目指しましょう!
ウルル(エアーズロック)・中央オーストラリア:扇状地の砂岩層が地殻変動で傾き、地層の縞模様が縦になっている。
ハロン湾・ベトナム:石灰岩の奇岩が海中に林立している。
野島断層・淡路島:阪神淡路大震災を引き起こした活断層のズレが顕著に観察できる。
私の専門分野は地質学です。この道に進んだきっかけのひとつは、高校生の時に始めた山登りです。ですので、私は野外に出て地層や岩石を観察することが大好きです。
地球科学の授業はイメージづくりが大切です。そのため,授業では、模型、試料、視覚教材を用いるなどしてイメージづくりする工夫を心がけています。また、地球科学での学びを通じて、学生の皆さんに「人は地球との関わり合いの中で生きている」ことを理解してもらえればと考えています。この理解は持続可能な開発の素養としても重要です。
授業で使用する教材の例。この試料は縞状鉄鉱層で、代表的な鉄資源(鉄鉱石)です。この鉄鉱層も人と地球との関わり合いを示すもののひとつです。