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情報科学部が特別シンポジウム「共創AIとイノベーション」を開催しました

2018.12.14

  • データ分析はビジネスを変える重要なツールであると語る岡村氏 データ分析はビジネスを変える重要なツールであると語る岡村氏
  • 自身が取り組む研究について発表する佐野学部長 自身が取り組む研究について発表する佐野学部長
  • AIの社会実装方法などについて議論を深めたパネルディスカッション AIの社会実装方法などについて議論を深めたパネルディスカッション

 11月28日、情報科学部は都心型オープンイノベーション拠点「Xport(クロスポート)」と共催で、特別シンポジウム「共創AIとイノベーション」を梅田キャンパスの常翔ホールで開催し、企業の技術者や専門家、一般市民など約230人の参加がありました。
 本シンポジウムでは、これからの企業の価値を創造していく重要な要素となるAIやデータサイエンスをテーマに、自社にデータ分析の専門組織を持つ大阪ガスの情報通信部ビジネスアナリシスセンター所長・岡村智仁氏による特別講演と、同学部の4人の教員が研究開発している最新の情報処理技術を紹介しました。
 特別講演で岡村氏は「企業を変えるデータサイエンス」と題し、2015年に企業情報化協会から自社のビジネスに貢献するデータ分析専門組織としての機能を評価され、「IT総合賞」、2016年に「経済産業大臣賞」受賞に至ったプロセスやAIを用いた取り組みを紹介。「ただ分析して終わりではなく、業務改革の機会を生み出し、社内にイノベーションを起こすことが大切」とデータ分析の有用性について解説しました。
 本学教員が研究開発している技術紹介では、情報科学部長の佐野睦夫教授、情報メディア学科の平博順准教授、情報ネットワーク学科の平嶋洋一准教授、コンピュータ科学科の尾崎敦夫教授の4人が「AIの社会実装」をテーマに自身が取り組む研究を発表。その後のパネルディスカッションでは、情報科学部長の佐野教授がモデレーターを務め、登壇者全員と産業界から吉泉産業設計技術本部長の佐々木啓輔氏を加えた5人のパネリストがAIの社会実装方法やビッグデータを活用できる人材育成について議論を深めました。
 情報科学部は、「社会の発展に貢献する情報プロフェッショナルの育成」を教育目標に掲げており、今後ますます多様化するIT業界や時代の要請に的確に応えることができる人材育成に注力していきます。