2月27日(水)、文部科学省から採択された私立大学研究ブランディング事業「モノづくり大阪に躍動感を―地域産業支援プラットフォーム(大阪工業大学)の挑戦―」の平成30年度第2回公開セミナーを本学の大宮キャンパスにて開催しました。これは、本プラットフォームへの理解を深めていただくとともに、産業界で活躍される著名人をお招きし、最新技術や先端的な内容などを分かりやすくお話いただくことを目的に開催しているものです。
セミナーでは、小寺正敏副学長の挨拶の後、株式会社フジキン代表取締役社長兼COO 野島新也氏による招待講演「日本のものづくりは今-イノベーションのジレンマ-」で、知られざるガリバー企業である同社のご紹介から、プロセスイノベーションの事例についてお話しいただきました。次に、元グローリー株式会社開発本部 小坂利壽様による招待講演「日常生活の安心・安全を支える貨幣処理技術」では、貨幣の歴史から貨幣処理システムの変遷、また技術者の心構えについてお話しいただきました。そして、本プラットフォームからデバイス開発(生体)グループの藤里俊哉教授による研究内容をご紹介した後、研究成果に関する27件のポスター展示説明と質疑を行いました。
一般参加の方々、本学教職員・学生も含めて110人を超える参加者が集まり、今後のOIT-Pの活動に有益な情報交換を行うことができました。また、同日開催された本事業の外部評価委員会では、委員の方々から非常に貴重なご意見をいただくことができました。今後も、このような形で事業成果をご報告するとともに、皆様からのご意見を反映させて事業展開をしてまいります。
ご参加・ご協力を頂きました皆様に対し、厚く御礼を申し上げます。