MONOLAB.モノラボ

大阪工業大学ものづくりセンター

ものづくりをとおして、実践的な技術の体得や新たな技術へのチャレンジができる「ものづくり」のための最先端施設 ものづくりセンター MONOLAB. モノラボ

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テクノフォーラム

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モノラボのコンセプトにふさわしいテーマで技術者や開発者の生の声(思想や誇り、キャリア意識など)を聞き、直接対話できる講演会を言います。

第1回は2008年5月24日に「人間共生ロボットwakamaru開発の舞台裏」と題して、三菱重工業 神戸造船所 先端装置開発設計課ロボットチーム主席チーフ総括の中谷達也氏に、大学でのものづくり(研究開発)と企業でのものづくりの違いやwakamaru開発時における苦労話、技術者になるために大学で学んでおくべきことなどについて講演していただきました。

以後、毎年開催しており学内だけでなく近隣の高校生など、どなたでも自由に参加いただいています。

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第23回 MONOLAB.テクノフォーラム
「世界のものづくりの課題を解決する」
~世界に羽ばたく技術者になるためのスキルとは~

                    

 第23回 MONOLAB.テクノフォーラムが12月13日に開催されました。今回は、成光精密株式会社 工場長 大阪市公認テクノマスター 成瀬純基氏をお招きしご講演いただきました。

 先ず現在お勤めの成光精密株式会社の紹介と「世界のものづくりの課題を解決する」をコンセプトに立ち上げられた「新事業創造のオープンイノベーションラボ:Garage Minato」、並びに大阪市が2017年度に制定されたテクノマスター制度について説明されました。その中で日本はものづくり、特に加工技術は世界レベルにあるものの、アイデアから社会実装までのスピード感は世界に劣っていると感じている。そのためには異業種、同業種間の交流また海外とのコミュニケーションは現状認識を図るために重要で英語力が欠かせないことを述べられました。

 また後進の育成、特に切削加工の技術力を向上させるための提言として、①図面を読む力  ②頭の中で2D図面を立体に想像できる力  ③加工を進めるための計画力  ④材質ごとに異なる加工ひずみの知識  ⑤リスクをイメージ(想定する)する力 ⑥「できる」という思考からスタートさせる意識  ⑦計測する力(基本中の基本。加工の流れの中でどのタイミングで計測するのかが肝) ⑧現状を把握する力(自分の削ったものがどの様になっているかを認識する)⑨課題を抽出する力  ⑩課題を解決する力 について詳しく解説され、苦手な項目や納得できない場合は、愚直に納得できるまで時間をかけることが大事であると説かれました。

 その上でものづくりのポイントとして、①材料特性を把握する ②加工の順番を組立てる ③残留応力を開放する ④幾何公差を軸として加工を進める ⑤刃具を選定する ⑥冶具等を利用し適切に材料を拘束することを紹介されました。

 以上のことを実践しながら仕事を進めていく必要があるが、その中から切削加工の面白さ【 ①材料を自在に操れる ②イメージした形になっていく ③加工手順により出来上がり精度が違う ④正解がない ⑤難しい など】を感じ取ってほしいと言われました。

 最後に技術者として社会に旅立つ学生に対し、 ①ものづくりを楽しむ ②作りたいものを作れる人材になる ③何だかんだ言っても「最後はうまくいく」の思考が大事 ④チャレンジし続ける ⑤楽しんでいる大人になることが必要である。                            ものづくりとは「0」から「1」にすること。何もないところから「1」を生み出すには挑戦が必要で挑戦しないと失敗もない。失敗がなければ成功は ない。誰よりも多くの挑戦と失敗をした者だけに、「技術」という特典が与えられる。大いに挑戦していただきたい。と締め括られました。

開催日時
2018年12月13日(木)17:10~
会場
6号館15階カフェ「ルラーシュ」
アクセス案内
参加費
無料
開場
16:40~
企画・主催
大阪工業大学モノラボテクノフォーラムワーキンググループ

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