MONOLAB.モノラボ

大阪工業大学ものづくりセンター

ものづくりをとおして、実践的な技術の体得や新たな技術へのチャレンジができる「ものづくり」のための最先端施設 ものづくりセンター MONOLAB. モノラボ

OIT 大阪工業大学

テクノフォーラム

HOME > MONOLAB. > テクノフォーラム

モノラボのコンセプトにふさわしいテーマで技術者や開発者の生の声(思想や誇り、キャリア意識など)を聞き、直接対話できる講演会を言います。

第1回は2008年5月24日に「人間共生ロボットwakamaru開発の舞台裏」と題して、三菱重工業 神戸造船所 先端装置開発設計課ロボットチーム主席チーフ総括の中谷達也氏に、大学でのものづくり(研究開発)と企業でのものづくりの違いやwakamaru開発時における苦労話、技術者になるために大学で学んでおくべきことなどについて講演していただきました。

以後、毎年開催しており学内だけでなく近隣の高校生など、どなたでも自由に参加いただいています。

GUIDANCE
ご案内

第22回 MONOLAB.テクノフォーラム
「安全と共に健康を守る保護具の最前線」

第22回 MONOLAB.テクノフォーラムが12月1日に開催されました。今回は「安全と共に健康を守る保護具の最前線」と題し、スリーエムジャパン(株)安全衛生製品技術部博士(工学)内田裕介氏を講師にお招きし、日頃研究やプロジェクト活動等で保護具を必要とする教職員・学生に健康と保護具の重要性について講演をしていただきました。

講演の冒頭、「労働者でない学生の皆さんは労働安全衛生法の対象者ではないため、保護具等の着用に関し義務化されていない。従って自分自身の身は自分で守らなければならない。今日お話しすることが、その一助になれば幸いである。」と述べられ保護具を非着用で長年作業した時の健康被害の実例を紹介されました。その上で研究やプロジェクト活動時の工作活動で考えられるリスクに対する基本的な考え方を示され、1. 作業環境管理として、有害物質を使わない。使用量を減らす。有害物質の発生量を減らし、気中濃度を減らす。2. 作業管理として有害物質の暴露濃度を減らし、体内への侵入量を減らす。3. 健康管理として、身体への影響を確認し、早期発見・治療を行う。の3管理を徹底したうえで、保護具は最後の砦として重要であり、何でもいいから保護具をしていれば良いのではなく、正しい保護具を適切に装着することで砦としての威力が発揮されることを強く述べられました。

続いて、防音保護具【耳栓・イヤーマフ】の効果と正しい着用法。保護めがねゴーグルの効果と眼への災害事例。粉じん被害から身を守る呼吸器保護具【防じんマスク】の粉じん捕集メカニズムと区分による正しい選択。サージカルマスク(出さないため:ウイルス等)と防じんマスク(吸わないため:有害物質)の違い。ガス・蒸気からの呼吸器保護具【防毒マスク】の構成と吸収缶の仕組み、吸収缶の破過時間を計算により推測する方法について説明されました。最後に防じんマスクの正しい着用法を配布された防じんマスクを使用し、密着性の確認法、甘いミストを噴霧してのフィットテストなどを実際に行い、今までの着用法が不十分であったことなどを学びました。

その後、活発な質疑応答が行われ、予定時間を大幅に超過する盛況の中、閉会の運びとなりました。

今回のテクノフォーラムでは健康被害について再認識するとともに、保護具の正しい選択と着用について学ぶよい機会になりました。冒頭に言われた内田氏の言葉を無にすることのないように心掛けたいと思います。

開催日時
2017年12月01日(金)17:00~
会場
10号館4階1043教室
アクセス案内
参加費
無料
開場
16:30~
企画・主催
大阪工業大学モノラボテクノフォーラムワーキンググループ

ARCHIVE
アーカイブ

【 MONOLAB.モノラボ 】〒535-8585 大阪市旭区大宮5丁目16-1 TEL:06-6954-4063