カラマーゾフの兄弟
総合人間学系教室大塚 生子 先生推薦
書名くらいは誰もが聞いたことのある『カラマーゾフの兄弟』ですが、長編である上難解なため、読破には根気が必要と言われています。しかし同時に、世界最高の文学作品の一つとされ、多くの文学・芸術・思想に大きな影響を与えてきました。
ロシア文学者・亀山郁夫が「若い世代でも知的にすぐれた層はみな知っています」と述べ、小説家・村上春樹は「世の中には二種類の人間がいる。『カラマーゾフの兄弟』を読破したことのある人と、読破したことのない人だ。」と評するほど、現代日本においても強い影響力を与え続けているこの作品。是非読破してもらいたいですが、「ハードルが高い！」という人は、まずはまんが版であらすじを頭に入れてから挑戦するのが良いかもしれません。
請求記号・資料ID
- 大宮本館
- 726.1||D 91220553
- 梅田分館
- 726.1||D 97220212
- 枚方分館
- 080||K 98220503
文庫版はこちら